チェアに恋をしよう。 | 東京のリノベーション会社・空間社の事例

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チェアに恋をしよう。

「好き」の気持ちはごまかせない。

出会いは、半年前に偶然参加したイベント会場でした。目に入った瞬間、体中を電気が流れるような気がして・・

一目惚れをしてからというもの、ずっと思いを焦がしていましたが、「もう自分の気持ちに嘘はつけない!」と、このたび思い切って行動に移しました。「一生大事に座ってやるからな」って、米クラリン社製のフォールディングチェアを注文したんです。



CLARIN FOLDING CHAIR WITH ARM

クラリンは1925年から形を変えずに生産され続けている「元祖・折りたたみ椅子」のような存在で、アメリカではスタジアムや学校など様々な場所で使用されているそうです。

皆さんには、そんな「いつか座りたい!」と思う椅子はありますか? リノベは、ずっと欲しかった家具を手に入れる千載一遇のチャンスでもあります。ここでは、リノベの先輩たちがどんな家具を取り入れているか、部屋全体のインテリアとともに見てみましょう。

巨匠ハンス・J・ウェグナーのソファ&チェア

数々の歴史に残るような名作椅子を手がけてきたウェグナー。最も有名なのは60年以上生産されている代表作「Yチェア」ですが、空間社でリノベをしたお施主さまにはソファを使用されている方が多くいらっしゃいます。


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こちらのお住まいでは、メインの2Pソファに加えて、ウェグナーの「GE240」というモデルをご使用中。

ウェグナーのソファというと、座面から延長されたような後ろ足を持つ直線的デザインの「GE290」も有名ですが、こちらは丸みを帯びたアームや脚のデザインが特徴的。その外見から別名「シガーソファ」とも呼ばれているそうです。



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別のお宅では、夫婦で座るメインのソファとして「GE240」を選択。ふたりで座るというと二人掛け以上の大きなソファを選びがちですが、おそろいのモデルを一脚ずつ、というのもスマートですよね。

一人掛けなら、天気のいい日に窓辺にずらして読書、というような使い方も出来ます。座面に使われているクッションは、「GE290」と同様だそうです。



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デンマークとアールデコ、両方のテイストを取り入れているこちらのお宅ではダイニングに「PP58」チェアを、リビング側に「GE258」デイベッドをご使用されています。

ダイニングチェアの「PP58」はウェグナー後期(80年台)の作品で、浅く座っても深く座っても、常に心地良い形状を目指したモデル。短めのアームは、掃除機を掛ける際などにダイニングテーブルに引っ掛けておける便利機能でもあります。

「GE258″デイベッド”」は、背もたれ部分をくるりと後側に回転させると、座面が広がって大人1人が寝っ転がるのに十分なベッドに早変わり。このお住いでも、ホームパーティーが盛り上がって終電を逃してしまったお客さんに休んでもらったりしているとか。

様々なシーンに似合う、イームズ

ウェグナーに並んで20世紀を代表するデザイナー、チャールズ・イームズ。建築家や映像作家でもあるイームズは積層合板や合成樹脂、金属など異素材を組み合わせる達人でもあります。


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ダイニングによく使われているのが、「シェルサイドチェア」シリーズ。こちらは、木の脚に筋交いのようなワイヤーを組み合わせている「DSW」というモデルです。



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こちらは、ブラックシェルの「DSW」を3脚。シェルと脚の色のバリエーションが豊富なので、部屋のイメージに合わせて選ぶことができます。


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一方こちらのお住いでは、シェルがワイヤーになっている「DKR」モデル(写真手前)と、もっともベーシックな「DSR」(写真奥)を使用されています。金属の脚は、エッフェル塔を思わせる形状から「エッフェルベース」と呼ばれています。

時代に流されないソファ
カリモク60

海外のブランドチェアは価格的になかなか手を出しづらいところがありますが、カリモクは元々ミシンテーブルやテレビの木枠を制作してきた刈谷木材がルーツの国産メーカー。同社が洋風の家具作りを始めた60年台のモデルを復刻したシリーズが「カリモク60」で、時代を越えて愛されるデザインでありながら、比較的手に届きやすい価格で購入することができます。



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広いリビング以外に、読書や書物などマルチに使えるように設けた空間。そこに置かれているソファは、シリーズを代表する「Kチェア2シーター」です。張り地は10種類から選ぶことができ、なかには電車の座席に使われている、丈夫で汚れにくい生地も。


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ブラックの張り地は、暗めのフローリングの部屋にによく似合います。このお部屋では、写真左手にあるワークスペースにイームズの「DSR」が使われています。

イルマリ・タピオヴァーラの
スポークチェア

タピオヴァーラはコルビジエに師事してデザインを学んだフィンランドのデザイナー。



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この「ファネットチェア6S」は、ひと目でそれと分かる、座面から背もたれに伸びるスポークが特徴です。正規の製品は生産されておらず、流通しているものはすべてアンティークという希少性の高いチェアです。新品で欲しい! という場合は、harutaという日本のメーカーが独自に生産しているモデルを購入することができます。

デンマークの
若いブランド「HAY」

「HAY(ヘイ)」は、2003年にデンマークで産声を上げた家具ブランド。シンプルでありながら、遊び心を感じさせるユニークなフォルムの製品を手がけています。



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キッチンとカウンター、ダイニングテーブルを一体化したこちらの食卓では、二種類の「HAY」の椅子が使われています。体を包み込むような三色のチェアは「AAC22」というモデルで、シートに樹脂、脚にオーク材を使用。写真二枚目の背もたれがない椅子は「AAS32」というハイスツールで、一段下がっているキッチンに置いたときに座面が同じくらいの高さになるようになっています。



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このお部屋では、キッチンの天板を広く造って食事もできるカウンターに。そこに「AAS32」を合わせています。座面にはぴったりサイズのクッションが敷かれていて、猫ちゃんのお気に入りの場所にもなっているそう。

まとめ・お付き合いは、
スペックよりも「好きだから」で始めよう!

買い換えや引っ越しで「必要だから」購入される家具ですが、サイズと値段と見た目だけで選んでしまってはもったいない、と椅子に恋をしたナカヤマは思います。

ひょっとしたら自分の部屋には大きすぎるかもしれない。もしかすると、身分に合わない高嶺の花かもしれない。でも、心の奥から沸き起こる「好き」という気持ちがあるからこそ、大切に長く付き合っていけるのではないでしょうか。

みなさんもぜひ、「好き」の気持ちを大切にして、家具選びをしてください。

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