代表取締役就任のご報告 | 東京のリノベーション会社・空間社のマガジン

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代表取締役就任のご報告

【代表取締役就任のご報告】
この度、7月1日付で株式会社空間社の代表取締役に就任いたしました宮本泰則と申します。前任の朝倉とは、空間社を創業する前からの長い付き合いがあり、会社を立ち上げてからの18年間、共に苦楽を分かち合ってきました。

これまで大切にしてきた想いや築いてきた信頼をしっかりと受け継ぎながら、時代に合わせた柔軟な変化を取り入れ、新しい挑戦にも恐れずに進んでいきたいと考えております。

実は、10年以上ブログなどで想いを発信しておりませんでしたが、今後は定期的にいろいろなことを発信していきたいと思っています。今回は、日々お客様とお会いしながらリノベーションの計画を進める際に私が心がけていることについてお伝えしたいと思います。

【リノベーションへの想い】
私たちが一番大切にしているのは、お客様のイメージの本質をしっかりと捉え、それをデザインし形にすることです。そのために、ヒアリングをとても重視しています。

例えば、一般的にはヒアリングの際に「対面式のオープンキッチンが希望」や「ウォークインクローゼットが欲しい」といった具体的なご要望をそのまま反映してプランを作ることが多いかと思います。しかし、私たちはさらに一歩踏み込み、「なぜそのようにお考えになったのか」を確認するようにしています。その上で、最適な形でご提案を差し上げ、「こんなこともできるんですね!」や「まったく想像したことがなかった!」といったワクワクするようなお声をいただける提案を心がけています。

リノベーションを選択されるお客様の多くは、デザイン性に優れた素敵な暮らしを望んでおられると思います。空間社では、細部にわたるデザインを通じて素敵な家づくりを目指していますが、私たちは「家は道具」とも考えています。日常的に多くの時間を過ごす場所だからこそ、機能的であることが最も優れたデザインだと思っています。その上で、お気に入りの要素を加えることで、家で過ごす時間が増えるような空間を創りたいと考えています。

家を機能的に創る上で、収納計画は欠かせません。
例えば、収納計画を進める際によく「服はたくさんお持ちですか?」とお聞きすると、「普通です」とお答えになる方がいらっしゃいます。しかし、「普通」の基準は人によって様々です。他の人から見れば非常に多かったり、少なかったりすることがあります。そのため、私たちは「普通」という抽象的な基準ではなく、現在の収納に対する不満やご希望を細かくヒアリングしながら計画を立てるようにしています。

他にも、リノベーション計画ではさまざまな要素を考慮しています。これから少しずつではありますが、そうした事例やポイントについてもお伝えしていければと思っています。また、プランニングだけでなく、工事の際にお施主様にお伝えしきれないディテールへのこだわりについても、今後ご紹介していきたいと考えています。

【最後に】
昨今の物価上昇の影響により、リノベーション工事の金額も数年前では考えられなかったほど上昇しています。不動産価格も大幅に上昇しており、家を取得するには以前にも増して覚悟が必要な状況です。
このような中で、工事を請け負う業者としても、より一層の覚悟を持ち、皆様に選んでいただける会社を創っていきたいと思います。

この度代表取締役に就任し、立場は変わりましたが、これまでと同様多くのお客様とお会いし、現場では職人たちとコミュニケーションを取りながら、皆様に喜んでいただける家を創るため、スタッフ一丸となって努力してまいります。

今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。

株式会社 空間社
宮本 泰則

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