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好きなんです、モルタル。
最近、リノベーションで人気を集めているのが、部分的にモルタルを使用した造作です。重量感のある素材でありながら、飾り気のないプレーンな雰囲気を併せ持つモルタルは、以前からほかの素材にはない優れたデザイン性が、住宅や商空間に取り入れられてきました。
最近は色の調整もできるヒビ割れのしにくい左官材も登場し、施工のしやすさもUP。ここでは、空間社の施工例をご紹介します。
1.無印の木製収納×造作棚
こちらは、無印良品の人気収納「オーク材・ウォールナット材収納」を囲うように、ボリューム感のあるモルタル天板を追加した例。このような造作では、木のパネルで厚みのある下地を作り、左官材のようにモルタルを塗って仕上げることが多いです。
引いて見てみると、右側には素材感のいい無印のキャビネットを使い、左側は書類や小物の収納に便利なオープン棚を造作しています。強度も抜群で、わんぱくなお子さんが上に乗ってもびくともしません。
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別のお宅では、壁付けのキッチンと同じ並びで高さを合わせて製作。上にコーヒーメーカーを置いたり、ちょっとした観葉植物を置いてご活用されています。
2.ちょっとスペシャルなモルタルキッチン
キッチンの素材で定番なのが、汚れに強く耐久性のあるステンレスや人造大理石ですが、モルタルを使うとメーカー製にはないオリジナル感を演出することができます。
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従来のモルタルは乾く際にヘアークラックと呼ばれる微細なひび割れが生じます。そのため汚れや水分が染み込みやすく、清潔に保ちたいキッチンには少々不向きな素材でした。しかし近年登場した「モールテックス」という左官材は柔軟性があり、ひび割れしにくいことからキッチンや水周りにも使用されています。
こちらの対面式キッチンの施工例では、左手のキッチンカウンターに採用。正面から見てみると・・・
奥行きのあるニッチを設けて、大きい雑誌や雑貨をたくさん置いておける便利な棚になっています。モルタルの飾り気のないグレーは、背景色として雑貨やインテリアのデザインを際立たせる役割も果たすことがよくわかります。
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3.レトロにも、ホテルライクにも”化ける”
モルタルの面積を多めに、洗面化粧台に採用した例です。どことなく昭和の炊事場をイメージさせるような、懐かしい印象です。シンクに使用しているのは、ワイドかつ深さがあって使いやすく、丸っこい縁のデザインが人気を集めている”実験用シンク”です。
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一方でこちらは、額縁のような大きなミラーや真っ白な白なタイル、木の収納扉といったパーツを組み合わせて、清楚なイメージに仕上げた洗面化粧台。このようにモルタルは、一緒に組み合わせるわせるパーツ次第で様々な印象に”化ける”素材でもあるんです。
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