元オーディオ雑誌編集者が選ぶ 「リノベしたら部屋に置きたいスピーカー」5選 | 東京のリノベーション会社・空間社の事例

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元オーディオ雑誌編集者が選ぶ 「リノベしたら部屋に置きたいスピーカー」5選

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こんにちは。喫茶店に入ると、とりあえずスピーカーをチェックするのが癖の広報・ナカヤマです。今回は、リノベした部屋に置きたいインテリア性の高いおすすめスピーカーをご紹介します。

1.Tiboli Audio 「Model One Digital」

¥46,000(税別)

オーディオ専門誌にはいっさい見向きもされませんが、実際にリノベーションしたお客様の家に行くとよく見かけるのが、この可愛らしい「チボリオーディオ」。

シンプルで質感の良い素材使いと、まったりとした聴き疲れしない音という、身の丈な性能が優れたポイント。日向ぼっこをしながら、観葉植物の横にこれを置いて、ただラジオを流しながら本とか読みたい。「でかくていかつい高級システムじゃなくても、これで十分幸せ」という気持ちにしてくれる一台です。

最新モデルの「Model One Digital」(写真上)は、Wi-FiやブルートゥースでスマホやPCと接続できるモデル。もちろん従来同様のワイドFM対応のラジオチューナーも内蔵しています。

2.JBL 「4312MⅡ WX」

¥68,000(ペア、税別)

オーディオの一時代を築いたアメリカの老舗ブランド、JBLの超ロングセラーモデル「4312」を、より様々なシーンで使いやすいように小型化したモデルです。

元々JBLは劇場用スピーカーの開発からスタートしたブランドで、一般家庭とは比較にならない大空間全体の隅々まで歪みのない明瞭な音を届けることをゴールとしてきました。創業から続く設計思想の血統は、この小さな4312MⅡにも脈々と流れています。

多くのジャズファンが心酔するその音は、一言で表すなら「元気」。ひとつひとつの楽器の音が、形を持って飛んでくるような爽快さがあります。
モニタースピーカーの証であるブルーバッフル、ウォールナット仕上げのエンクロージャー(筐体)のデザインは長年受け継がれてきたJBLの伝統そのもの。時代に流されないカッコよさは他のブランドにはない大きな魅力です。

背面にはブラケットを使って壁や天井に取り付けるためのネジ穴があるので、ある意味どこにでも設置ができます。また、裏面にあることも多い低音が出る穴「バスレフポート」が表にあるので、本をびっちりしまった本棚に同居させてもOK。デザイン的な魅力、音の魅力、設置性の高さの三拍子が揃ったモデルです。

3. バング&オルフセン(B&O) 「BeoPlay A2」

¥44,900(税込)

音楽はもっぱらストリーミングでイージーに、という方にオススメしたいのがこちら。デザインと利便性と音をハイレベルにバランスさせた一台で、空間社の打ち合わせ室のオーディオも本モデルを使用しています。

B&Oは1925年の創業以来、バウハウスの機能主義に影響を受けたモダニズム路線をとっていて、かのヤコブ・イェンセンもデザインを手がけていました。A2は一見してスピーカーらしからぬ、女性っぽい上品で端正なデザインが特徴。ガッチリした金属ボディに柔軟性のある樹脂の外装をまとい、持ち手には革が使用されています。

再生方法はブルートゥースがメイン。バッテリーを内蔵しているため、持ち運んで使えるのがとっても便利なんです。例えばお料理しながらキッチンで音楽を聞いたり、就寝前にベッドサイドに置いて、いい音で動画サイトを楽しんだり。大画面テレビをお持ちなら、テレビにブルートゥーストランスミッターを取り付けて、ちょっと離れた場所で放送を聞くという使い方もあります。スマホを充電できるUSB給電ポートがあるのも◎。

肝心のサウンドの方はというと、高音から低音まで、とてもウェルバランスなのが美点。基本設計と補正回路(DSP)が優秀で、それなりの大音量でも歪みにくく、逆に小さな音でも音楽の美味しいところを品よく再生してくれます。BOSEの音が牛丼だとすれば、BeoPlay A2は料亭で食べる天丼といったところ。

最新モデルは防塵・防滴性を向上させた「Active」仕様。まだ手に入る初期型なら2万円台から新品が購入可能です。女子ウケは絶対にいいので、プレゼントにもいいかもしれません。

4.KEF 「Qシリーズ」

¥68,000(Q350 ペア、税別)

一昔まえ、オーディオスピーカーといえば、高級感を求めるがゆえに、モダンリビングに似合いそうなつやつやテカテカのピアノブラック仕上げがトレンドでした。でもあれってちょっと触れただけで指紋が付くし、自分の不細工な顔が映り込んだりもして・・・

このQシリーズは、上品なつや消し塗装。その質感は、クリア塗装のフローリングを敷いたピカピカの部屋よりも、オイル仕上げのフローリングや塗装壁、古材板やアイアン金具を取り入れた、質感にこだわって作られた部屋にぴったりです。木の印象を大切にしたい方には、ウォールナット仕上げも選択可。

サウンド面では、「Uni-Q」と呼ばれる同軸2ウェイユニットを搭載。これは、通常は高音用と低音用で別れているスピーカーユニットを合体させ、音の発生源を点に近づけることで、ひとつひとつの楽器の音をシャープに描き分ける能力や明瞭なステージ感の再現に貢献するというもの。音の生々しさを追求したスピーカーと言えます。

5.バング&オルフセン(B&O) 「BeoSound Shape」

39万8000円(最小構成時)

B&Oが去年発表したこの「BeoSound Shape」は、もはやスピーカーという概念を越えて、音と形状を自在にデザインできるインテリア製品です。外見からは見分けが付きませんが、実は六角形の壁掛けユニットは別々の機能を持つ5種類のモジュールに分かれていて、それぞれを組み合わせることで動作します。

①「スピーカー」
②スピーカーを鳴らすために欠かせない「アンプ」
③ブルートゥースなどの信号を受信する「プレーヤー」
④それぞれを電気的に繋ぐ「ハブ」
⑤室内の余分な反響を抑える「ダンパー」

これらの数を足したり形状を変えたりしながら、変幻自在なサウンドとデザインを生み出すことができるんです! 一つのアンプモジュールで4個までスピーカーを鳴らせ、スピーカーモジュールは、最大で44個まで増やすことができます。

この製品の画期的な点は、「正しく音を聞くためには、二台のスピーカーから一定距離離れた、中央にいなければならない(=スイートスポット)」という常識を打ち破ったこと。リビングのどの場所にいても、部屋が心地良い音で満たされることを念頭に開発されているんです。ナカヤマ的には、ガラケー時代にiPhoneが彗星のごとく現れたくらいの衝撃度ですが、現実にオーディオを楽しむシーンとして、それも正しいスタイルだということを再認識。

ただし、プレーヤーの「BeoSound Core」が11万円、アンプが21万9,000円、スピーカーが6万9,000円(ペア)、ダンパーが11,000円と決してお求めやすい価格ではありません。設置も専門業者になってしまいますが、ライフスタイルを豊かにするための住宅設備と考えれば、決して高くはない・・・のかな?

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