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【スタッフblog】小田原へ。
こんにちは、あそうです。
先日、少し遠出をして神奈川県小田原市にある「江之浦測候所」へ行ってきました。
完全予約制の為、少し前にチケットを予約。
あ…天気予報、雨。え、雪?
残念ながら“真っ青な海と空!”は見ることが出来ませんでしたが、久しぶりにてるてる坊主を作ったのが功を奏したのか、どうにか雨はまぬがれ、ゆっくりと見学することが出来ました。
「江之浦測候所」は、現代美術作家の杉本博司さんが設計した、ギャラリー、屋外舞台、茶室、庭園などで構成された複合施設で、その壮大なランドスケープは圧巻の一言です…。
まず施設に到着すると同じ時間に予約した15人弱の集団で「待合棟」へ通され、パンフレットを見ながら簡単な説明を受けます。その時に初めてこの施設のマップを見るのですが、予想以上に広いです。2017年10月のオープン当初の記録では、敷地面積は9496㎡(!)、建築面積789㎡とありますが、私が訪れた際も工事中の場所がいくつかあったのでまだまだ広がっていくのでしょう。
こちら訪れる人たちがこぞって撮影するスポット「光学硝子舞台と古代ローマ円形劇場写し観客席」です。(硝子舞台には特別なイベントの時以外は上がれません。)古代、芸能は神に向かって演じるもの、人はそれを覗かせてもらっているという位置関係を元に設計された作品です。
ここで私が思い出したのが、同じく杉本博司さんが設計した瀬戸内海に浮かぶ直島・家プロジェクトのひとつ「護王神社」。硝子と、日本で古来から建築資材として使われている木材の融合が、現代アートとして人々を惹きつけます。
曇り空でしたが、風も無く海も穏やか。(こちらは止め石の箇所まで侵入可。)
蜜柑畑だった敷地には今も蜜柑の木が点在し、私が行ったこの季節は菜の花が丁度見頃を迎えていました。
最後にこちらは最初に通された「待合棟」の地階へ続く階段。トイレやロッカールームへ続くこういった何気ない箇所でも、ささら(この写真だと、階段と右側の壁の接合部分です。)が、壁にくい込んだ施工になっていて、細かい納まりにこだわりが感じられます。
2時間程の滞在で敷地内を凡そ見てまわることは出来ましたが、また違う角度から見れば新しい景色が発見出来るに違いありません。季節を変えてまた訪れたいなぁと思える場所でした。
– – – –
まもなく春の訪れという、例年だったら心が躍るこの季節に、新型コロナウイルス感染症による不安な日々が続いております。
感染された方々の一刻も早い回復と、皆さまの安全を心より祈っております。
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