【スタッフblog】名もなき家事について考える | 東京のリノベーション会社・空間社のマガジン

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【スタッフblog】名もなき家事について考える

先日東京都が募集していた「名もなき家事」のキャッチフレーズ入賞作品が発表されました。
東京都の小池知事もおっしゃってましたが、名もなき家事は一つ一つは小さいけれど積み重なると大きな負担になるものです。

普段は意識の外にあるけど、気が付いて行う側には負担であるだけでなく、家族にその負担を解ってもらえないとさらにイライラするもの。
そんな見えない家事に「名もなき家事」という言葉をあてたひとは天才ですよね。

東京都の特設サイトでは
・キャッチフレーズの入選作品
・「名もなき家事」に名前をつけてみた入選作品
・家族の笑顔が増えるエピソード
・気づいてほしい「名もなき家事ランキング」
が掲載されています。

中でも私が注目したのは
気づいてほしい「名もなき家事ランキング」
です。

男性
NO1:シャンプーやハンドソープ等の詰め替え
NO2:洗面台などの排水溝、水回りの掃除
NO3:ゴミ出し後、袋をセット
NO4:洗濯機や空気洗浄機などのフィルター掃除
NO5:掃除機にたまったごみを捨てる

女性
NO1:洗面台などの排水溝、水回りの掃除
NO2:シャンプーやハンドソープ等の詰め替え
NO3:ペットボトルや缶の後始末
NO4:洗濯機や空気洗浄機などのフィルター掃除
NO5:トイレットペーパーの交換・補充

東京都生活文化局 TEAM家事・育児 HPより

見比べてみると男性と女性それぞれのトップ5がとても似ているという事に気づきます。
ある家庭では男性が行っている仕事を他の家庭では女性が行っているというだけかもしれませんが、
中にはお互い行っているけど、それぞれがお互いの家事に気づかず、お互いにイライラしていることもあるのではないかという事です。

私たちの仕事でも、お施主さんに対するヒアリングで同じような事を感じることがあります。
共働きの家庭が増え、昔に比べ随分家事に対する考え方が変わりましたが、
お互いの見えない家事に気づけずイライラし合う事は本当にもったいないですよね。

これは私自身の考えなので他のスタッフがどの様に考えているかわかりませんが、
ヒアリングの際にはそれぞれの考えをしっかりと出し合い理解する場になればうれしいなと考えています。

見えない家事の一部はリノベーションの際に改善できるかもしれません。
解りやすいところで言えば食洗機や乾燥機などの機械設備で改善できる問題。
家事動線や収納スペースの工夫などを通じて軽減できる家事。

間取の工夫や設備の工夫で改善できない部分もありますが、お互いの不満点を共有し合い、
将来の見えない家事についても話し合いの場になれる様、
打ち合わせを通じて問題解決の一助を担えればうれしい限りです。

まずは下記サイトを通じて参考に家事について考えるきっかけになれば幸いです。

東京都生活文化局 TEAM家事・育児 HP

では最後に一句

打ち合わせで お互い不満を すっきリノベ

お粗末でしたm(__)m

Kon

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