空間社でリノベーションをされるお客様のほぼ全員が、カスタムキッチンを導入されています。
その理由は、メーカー製よりデザインや機能面の自由度に優れ、フルオーダーよりも低コストだから。
リビングの顔とも言えるキッチンの、様々なパターンを未公開写真とともにご覧ください。

1.夫婦二人で作業できる、子育てキッチン

広い作業スペースを取れるII型キッチン。夫婦で一緒に料理するのにもストレスフリーです。

ステンレスキッチンは、レストランの厨房のようなイメージを演出できることが特徴。タイルや木などの素材を加えて、ハード過ぎない印象に整えています。

扉はIKEA「ヘッゲビーホワイト」のステンレス貼り仕上げ。取手には同「ティーダ」を選択。腰壁のタイルは一枚一枚表情の異なるLIXIL製「窯変ボーダー」を使用

2.ホームパーティー向きの広々アイランドキッチン

キープランは「人が集ってホームパーティーを楽しくできる空間」。広いLDKの中心には幅2840mmのアイランドキッチンを造作しました。

キッチン扉や壁面塗装色のカラーリングなど細部至るまで、奥様がネットで探されたイメージ画像を元に商品を選定。腰壁タイルの模様もユニークです。

キッチンとカップボードは、ともにIKEA製キャビネットをベースにカスタマイズ。扉は同社「ADEL」に、落ち着いたツヤ感のエッグシェル塗装で仕上げた

3.料理も手芸も、思い切り楽しむ

料理好きご夫婦は、「対面式の大きなステンレスキッチンを中心にしたLDK」をオーダー。背面のバックセットには、収納・装飾・作業デスクの機能があります。

冷蔵庫や電子レンジなど調理家電のサイズに合わせて棚を造作。壁面も清掃性を考慮し、キッチンに幅を合わせたタイル仕上げとしました。

「男前で格好いいイメージだけど、辛すぎない」をテーマにプランニング。配色や素材感でハード過ぎないイメージに仕上げている

4.カスタマイズを極める

自宅で料理教室を開くこともあるため、アイランド型のキッチンは幅・奥行きを可能な限り拡大。両面とも大容量の収納を備えます。

本体だけでなく、背面収納や写真右手のトール収納もIKEAパーツで構成。引き出しの仕切りやカトラリートレイなど豊富なオプションを自在に組み合わせられます。

天板には意匠性と耐久性を兼ね備えた人工大理石「シーザーストーン」を採用。本体との間に溝を設けて、まるでキッチンの上に浮かんでいるかのように設置しました。