『mina』 ― じっくりと
少しづつ手を加える
2009年に築13年の中古木造戸建をご自宅兼アトリエとしてご購入後、空間社でリノベーションされたU様邸。第1期工事の4年前当初は、2Fキッチンを除く住居スペース全体と3Fアトリエスペースの工事をした。間取りは変えずに仕上変更の工事が中心となった。
「ある程度暮らしてからの方がイメージ湧くし、暮らしながら作り上げていく楽しみをとっておきたかったので」とおっしゃっていたU様。少しずつ手をかけながら時を重ね、2012年遂にキッチンリノベーションの着工となった。
本物にこだわる
第2期リノベーションのテーマは「美味しい料理が出てきそうなキッチン(笑)」。本物素材にこだわった「自分たちらしい住空間」をイメージしていたU様ご夫婦。奥様がフラワーアーティストとあり、空間の装飾メインは花や緑が多いため、扉類の面となる部分はホワイトベースでエージング塗装を施した。リビング側の袖壁には黒板塗装をし、カウンター窓には無垢材で棚を設置。季節の草花で表情が変化する。まるでパリの花屋のような雰囲気に仕上がり、じっくり時間をかけて膨らましたイメージが『カタチ』となった。
第1期工事から時を経て、住み手によって更に素敵なリビングへと進化した。
DATA
施工主 |
世田谷区U邸 |
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物件種別 |
所有戸建 |
築年数 |
13年 |
施工面積 |
60.00㎡ |
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施工期間 |
2.5ヶ月 |
家族構成 |
夫婦 |
工事箇所 |
全面 |
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工事費 |
517万円 |
物件番号 |
23 |