『color』ー猫と暮らす家 | 東京都内近郊のリノベーションを行う空間社の事例

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『color』ー猫と暮らす家

リノベーション雑誌「relife+ (リライフプラス)」の掲載事例を見て空間社を知ってくださったT様。新築時からお住まいの持ち家マンションをリノベーション希望で、いくつか業者を選定する中、“小さい会社で同じ担当者が専任するところが良かった”と、当社をパートナーに選んでくださいました。既存の間取りを活かしつつ、かつて和室だったスペースをリビングに取り込み広いLDKへ変更することに。インテリアがお好きでとても感度が高く、たくさんのショールームを見て回り、素材をじっくり吟味しながら時間をかけてリノベーションプランを計画しました。

取材に伺うと、洗練されたデザインの家具が並びます。「住んでから好きなものをプラスしていきたいから空間はシンプルに仕上げてもらい、色んな表情の木素材にマッチするようLDKの壁面は薄いグレー色塗装を希望しました。」とこだわりをお聞きしました。床フローリングは遮音フローリングを選定する制約がありましたが、オークの無塗装状態のものを特別に取り寄せ、現場でグレー色艶消オイルを仕上げに塗り、ワンランク上の上級者仕様オリジナルフローリングへ。一緒に暮らす猫ちゃんのためのキャットウォークは、設計担当が “猫の気持ち”に寄り添ってデザインしたもの。また、空間社のリノベーション事例をヒントに、優しいブルーグレーのキャットスルー付きリビングドアを造作しました。

好きな家具たちが引き立つ空間になるように。
以前の住まいから使用していたTV boardとCD rackは、Standard Tradeでオーダーしたもの。ワークデスク・X脚のダイニングテーブル・ダイニングのマスタードカラーのペンダントライトはStandard Tradeのproper品を購入されたそう。リビング本棚はアイアンフレームを使って空間のアクセントに。「◯◯風のインテリアとかじゃなくて、気に入った家具が自然と馴染む収まりの良い空間が作れて良かったです!」と、家具ひとつひとつへの愛着とインテリアに対する熱い思いをお話しくださいました。

「キッチンは白いホーロー製を使ってみたかったんです。」と当初は今とは別の憧れを抱いていたそうですが、ショールームを見て回るうちに、ワークトップはステンレスバイブレーションに心惹かれ、腰壁の仕上げには床材と表情が異なる木目が特徴的な樹種をご提案。大判の板に目透し(黒いライン)を入れてアクセントに。キッチン内の収納扉は、TV boardなどでも差し色に用いられているブルー系の色味にすることで全体的な調和を感じます。

廊下に面している各個室や洗面トイレのドアは、アイアン塗装のような重厚感のあるものを採用。玄関はモールテックスで床を仕上げ、収納内部は既存利用で扉を交換しました。玄関から続く廊下は、LDKとは一味違うクールな印象の空間へ。全体的に「木の温もり」と「アイアンブラック」を程良くMIXした空間に、ハイセンスなインテリアアイテムが加わり、素敵なお住まいとなりました。

RENOVATION PLAN

DATA

施工主

世田谷区T邸

物件種別

マンション(持ち家)

築年数

15年

施工面積

69.66㎡

施工期間

2.5ヶ月

家族構成

夫婦+子供1人+猫1匹

工事箇所

全面

工事費

1200万円

物件番号

115

MATERIALS

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