『Boy’s room』ー本棚の向こうの秘密基地 | 東京都内近郊のリノベーションを行う空間社の事例

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『Boy's room』ー本棚の向こうの秘密基地

以前から親しみのある町で中古マンションをご購入後、リノベーションをご希望でお問い合わせいただいたY様ご家族。新しいお住まいの計画は、お子様の誕生がきっかけでした。本や雑貨・ファッションをこよなく愛するご主人の、豊富なコレクションをディスプレイ収納できる「大きな造作本棚や回遊性のある土間」がリノベーションのキーテーマとなりました。以前住んでいたお住まいに対する「お気に入りだったポイント」や「不便に感じていた事」を詳しく共有してくださり、リノベするにあたり、理想の間取りや好みの空間イメージをしっかりとお持ちでした。そこで私たち空間社は、Y様からいただいたご希望のラフ図やイメージ写真を元にプランを整え、形にするお手伝いを致しました。

回遊性のある土間に集結したディスプレイ収納
玄関ドアを開けると、明るく開放感のある広い土間が広がります。土間にはオープンのシュークローゼットを造作し、自転車を縦に収納できるスペースと、以前のお住まいから使用していた収納棚が収まるように設計。リビングへ続く廊下側と、キッチンへ続く納戸側の両面から使用できるW.I.Cを中心に回遊できる間取りです。玄関ドア横には有効ボードを設置し、好きなアイテムがサッと手に取れるよう楽しくディスプレイ収納しています。趣味のDIYや自転車のメンテナンスも出来る、ワクワク感のある楽しい土間となりました。納戸側のプライベートゾーンには扉は付けずOPENに、廊下側のオフィシャルゾーンには磨りガラス入りの框戸を設置。使う時も、仕舞う時も、どこに何があるのか一目瞭然です。

納戸側を通り抜けるとキッチンへ繋がり、リビング側からも2WAYでアクセス可能。キッチンの真横には、パントリーと調理家電収納を両立するニッチを造作。キッチンは機能性や清掃性など家事効率を重視し、キッチンツールをスッキリ仕舞える収納も、大容量で確保しました。モルタルボディにステンレストップキッチンカウンターには、リビング側から絵画を楽しめるようにピクチャーレールを取り付けています。気分や季節に応じて、さまざまなディスプレイが楽しめそうです。

大きな造作本棚に隠された秘密基地
リビングに入るとまず目に入るのは、さまざまな書籍や音楽CD・ヴィンテージフィギュアなど、雑貨屋系の本屋さんさながらの豊富なコレクションが収められた大きな本棚。この本棚を間仕切りに、奥に潜むのは秘密基地、その名も『Boy's room  ボーイズルーム』(ご主人が命名)。床をラーチ合板貼りにし、ガレージのようなラフな印象に仕上げています。ここにはご主人のPC・雑貨・おもちゃなどがあり、息子さんの成長と共に、男のロマンを語り合う秘密の空間なのだとか。

インダストリアル・北欧・ガレージ・DIYなど、お好きなテイストのインテリアキーワードやイメージ画像を頂きながら、計画を進めたY様邸。以前のお住まいのでもスケートボードや絵画を飾るのに便利だったピクチャーレール、寝室のドア上換気窓、寒さやUV対策としてインナーサッシを設置するなど、機能面も充実です。

DATA

施工主

三鷹市Y邸

物件種別

中古マンション

築年数

19年

施工面積

83.73㎡

施工期間

約2ヶ月

家族構成

夫婦+ 子供一人

工事箇所

全面

工事費

1540万円

物件番号

108

MATERIALS

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