『BASC GRAY’21』ー12年の時を経て。「好き」を集めたセルフリノベをプロと一緒に。
以前当社で1階を中心にリノベーションされたOBのS様。好みが明確で、プランや部材はほぼご自身のイメージ通りに。その素敵な暮しぶりは多数の雑誌やメディアに取り上げられるほどに。当初のリノベから12年の時を経て、今回は2階の主寝室と洋室をメインに工事のご依頼を頂きました。(1階の事例はコチラから『BASC GRAY』)
「憧れていたヘリンボーンの床とパリ・メルシーのカフェで見た壁が忘れられなくて」と、これまで旅をした街、好きなSHOPやインテリアをヒントにご自身でプランを計画。主寝室アクセントのティンパネル風クロスや部屋全体に使用したモルタル風クロス、アンティーク建具、出窓の鎧戸・アイアン窓格子に至るまで、ほとんどS様ご自身で探されたものを採用し、セルフリノベをすることに。
完全なセルフリノべは難しくても、施工に関する専門分野は私たちがお手伝い。「空間社はリノベ業者というよりお友達感覚。」そう仰ってくださるからこそ実現できました。
パリを旅した思い出を空間に
主寝室と洋室の2部屋ある間取りは以前と変わらず、クローゼットだった部分を主寝室は「W.I.Cと書斎」、洋室は「ミニキッチン+押入れ」へ変更。フローリングをヘリンボーンへ貼り替え、各部屋の建具は既存利用し、ご自身によるDIYでエージング塗装をされました。W.I.Cと押入れの扉は、こちらもご自身で探されたアンティークドアを採用し、ドア寸法に合わせてドア枠を工事しています。
「主寝室のアクセントはタイル貼り、壁は全体的にモルタル仕上げにしたかったんですけど、予算内に収める為にタイル風・モルタル風に見える壁紙を自分で探して注文したんです。いつか実現させたいと思っていたパリ・メルシーのカフェで見た壁をWALPAの壁紙で実現させました!」と話します。「素材は見るだけでも楽しい!リノベーションが本当に大好きなんです!」と、サンプル素材にも愛おしそうに目を輝かせます。
何かをそっくりそのまま真似するわけじゃなく、これまでS様が見てきた「好き」を集めた空間だからこそ、居心地や良い空間となりました。完成した新たな空間で、プロ級のお料理とセンス光るフラワーアレンジメントやテーブルスタイリングで多くのゲストをおもてなし。来客者の舌と心を癒してくれます。
RENOVATION PLAN
DATA
施工主 |
保土ヶ谷区S邸 |
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物件種別 |
所有戸建 |
築年数 |
27年 |
施工面積 |
35.00㎡ |
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施工期間 |
3週間 |
工事箇所 |
2階部分 |
工事費 |
385万円 |
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物件番号 |
112 |