IFFTでスタッフが見つけた素敵なもの | 東京のリノベーション会社・空間社のマガジン

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IFFTでスタッフが見つけた素敵なもの

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国内最大級のインテリア見本市、「IFFT/インテリア ライフスタイル リビング」が東京ビッグサイトにて開催されました。
ここでは、広報担当ナカヤマが「これは!」と思った商材をピックアップしてご紹介します。

●岡崎製材 無垢のカッティングボード
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岡崎製材のブースは、一面カッティングボードで攻めていました。
素材はケヤキ、ヒノキ、樺桜の3種類で、お子さんが口にしても
安心な植物系オイル塗装仕上げ。
優しい丸みを帯びたフォルムは、一つ一つ手作業で仕上げているそうです。
こちらは「NATURE DESIGN」ブランドとして、WOOD JOBなどの通販サイトで販売中。

岡崎製材のWEBサイト

●仏具のようじゃない仏具「Sotto」
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最近、モダンな神棚が売られるようになって感心していたのですが、
仏具は始めて見たので驚きました。
仏具の生産地として知られる富山県高岡市で誕生したブランドで、
仏具を現代の住宅に溶け込むようにリデザインすることで、
日常でさりげなく故人を想う大切な場所を提供する、
というコンセプトなのだそう。

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写真の「Potterin(ポタリン)」はパカっと開けると中から火立て、
香炉、おりん、りん棒が出て来るというオールインワン仏具。
普段は一輪挿しとしてコンパクトに飾っておけます。

SottoのWEBサイト

●木と布のランプシェード「HALI」
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家具の街・旭川で、技能五輪で日本一を獲得した若手職人たちが立ち上げた
ガージーカームワークスというブランドの新商品。
北海道産の木を使ったシェードの内側に、カラフルな布が貼られています。
(※写真を取りそびれたので、公式サイトの画像です)

会場では帆布の柔らかい反射光が印象的でした。
演色性の高いLED電球か白熱電球がマッチしそう。
毎年街を挙げて大規模なデザインイベントを開催する
旭川の勢いを感じさせる商品です。

「HALI」の商品情報ページ

●いままでにない積層板「フランジプライウッド」
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家具と革製品をハンドメイドで制作している上田制作室による商品。
代表の上田さんによると、積層板の断面の模様を家具や小物のデザインとして
取り入れているそう。積層板は上田さん自ら制作していて、
模様のオーダーなどにも対応できると仰っていました。
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反りや剥離が起こらないよう試行錯誤を重ねて開発されたそうで、
最近はリノベーションでの造作家具も多く手がけられています。

上田制作室のサイト

●こども思いのスプーン「MUKURI」
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小さな赤ちゃんが握りやすく口に運びやすい形状、大きさ、
素材をとことん吟味した木のスプーン。
置く際にも、口に触れる部分がテーブルなどにつかない設計です。
デザイナーの長尾さん自身も三児の父だそうで、
心から子供のことを思って作られたんだなぁと感じました。
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スプーン以外にも、使わないときは家の形をしたオブジェになる
「なべしきハウス」など、ナイスな商品揃いです。

SUNAOLAB.のサイト

●5分で組み立てられるキッチン「ドコデモ☆クック オープン」
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航空機の座席など、高精度な金属加工を得意とする
戸塚金属工業(新潟・燕市)が開発したモバイルキッチン。
東日本大震災の際、災害時の炊き出しから地域のイベントまで
活躍できる「人や町を元気にする移動式キッチン」を発想したそうです。

収納時はW900×D360×H1050のコンパクトなユニットですが、
ビスを一本も使わずにはめ込んでいくだけで、
たった5分で写真のキッチンに展開できるという優れもの。
得意げな社長さんの説明では、
「高い加工精度がなければ、こんな組み立ては絶対にできない」とのこと。
少しの家具やインテリアとこのキッチンがあれば、
いつでも商売がを始められちゃいますね。

「ドコデモ☆クック オープン」の商品ページ

●卵の殻のバスマット「UFUFU」
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天然素材のモノ作りをモットーとした日本エムテクスの新製品。
キューピーマヨネーズの工場で出る卵の殻をきれいに
洗浄・粉砕して、原料として再利用しています。
巷では珪藻土の速乾バスマットが売れているようですが、卵とは斬新。
触ってみると、確かに卵の殻の表面の質感なんです・・!
同社ではほかにも、卵の殻を原料に使った土壁やタイル、
珪藻土などを販売しています。

日本エムテクスのサイト

●仙台箪笥スピーカー「HBS10」
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ラストは伝統技法が生み出した小型スピーカー、
長谷部漆工の仙台箪笥スピーカーです。

素材やエンクロージャーの特徴が音に現れるのが
オーディオの面白いところですが、会場で聞かせてもらった音は、
職人魂の込められた見た目をそのまま表したようなシャープな印象でした。

長谷部漆工のサイト

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