『Three generations』ー三世代で仲良く暮らす
奥様の祖父母が住んでいた築45年RC造2階建の一戸建てを、お子さまの誕生をきっかけに引き継きついだMさま。隣地には奥さまが育った実家があり、多世代で住み継ぐ暮らしすることに。ご相談いただいた今回のリノベーションテーマは、Mさまの今の暮らしにフィットした子育てしやすい間取り。アウトドア好きで快活なファミリーが望んだのは「ホームパーティーもできるような集えるリビング」と「収納量たっぷりの土間玄関とWIC」。オープンキッチンとリビングの一体化と、柔軟なレイアウトができる多目的スペースを盛り込んだ空間を計画しました。
子育てしやすい間取りの追求
一階は細かく分かれたリビングダイニングと独立型だったキッチンの壁をそれぞれ取払い、オープンで広々とした大空間のLDKへ変更。先代がこだわって設計し大切に住んだ邸宅でしたが、間取りについては玄関は駐車場から離れているなど、子育て真っ只中の夫婦にとってそのまま住むには少々不便に感じた部分も。そこで玄関の位置を移動する大胆な間取り変更を行うことに。
以前は浴室だったところの壁面をフラットに変更し、2型の大きなオリジナルキッチンを配置。幅約3メートルほどの大きなアイランドキッチン本体は、IKEAキャビネットを活用して造作。背面にはコンロ一体型のバックセットを作り、下台には大容量の収納を確保しました。キッチンカウンター前面にはハイチェアを置けるスペースも設け、パーティーにも最適な仕様へ。水回りと生活動線を北側にまとめたことで、日当たりの良い南側はホームパーティーやお子さまの遊び場としても活用できる、多目的なLDKを実現。また洗面台をリビングに配置したことで、大人が身支度している最中もお子さまへ目が届き、安心&便利な間取りになりました。
回遊するWICと広い土間玄関
車で買い物に出掛けたり、レジャーの往復時に荷物を家から出し入れしやすくするため、駐車場がある庭側へ位置変更した玄関。外構にはアプローチも新設しました。移設した玄関には、隣に住むお父様が打合せで使う椅子テーブルも置けるように、広い土間スペースを設けました。
奥は通り土間になっており、カーテンで仕切ったアーチ開口をくぐると、洗面・キッチン・脱衣室の水回りエリアへアクセスできる回遊式の便利な動線を確保。洗面は脱衣室と切り離し、回遊動線上に設けて使い勝手を向上させました。玄関正面の板張り壁面の裏側にはシューズクローゼットを造作し、靴を履いたままアウトドア用品や日用品をたっぷり仕舞うことができる仕様です。出掛けた帰りの荷物をWICに収納しながらアクセスできるキッチンは、忙しい子育て世代にはとっても便利な動線。キッチンへ向かう途中で手を洗うこともできるので、とても衛生的◎LDKへつながる間仕切りはガラスパーティションを採用し、土間玄関との連続性を持たせました。
階段は既存位置に新しく架け替え、ささら階段にしたことで空間が更に広く感じ、採光が奥の水回りまで届くように。躯体現しになった壁はお施主様ご家族総出でDIY塗装し、より愛着を感じる住まいへ。2階は可変性のあるフレキシブルな間取りへ変え、梁補強や断熱工事で住宅性能も向上。多世代で仲良く住み継ぐ暮らしにとても感銘を受けました。
RENOVATION PLAN
DATA
|
施工主 |
横浜市西区M邸 |
|---|---|
|
物件種別 |
戸建(持ち家) |
|
築年数 |
45年 |
|
施工面積 |
112.43㎡ |
|---|---|
|
施工期間 |
約3ヶ月 |
|
家族構成 |
夫婦+子供1人 |
|
工事箇所 |
全面 |
|---|---|
|
工事費 |
2,490万円 |
|
物件番号 |
137 |