『triple』ーフローリングの貼り方にこだわった住まい | 東京都内近郊のリノベーションを行う空間社の事例

03-5707-2330

『triple』ーフローリングの貼り方にこだわった住まい

築10年の中古マンションとして購入後、約16年ほど住んでから持ち家リノベーションをしたO様。「パーケットフローリング床とVitsœ(ヴィツゥ)の606 ユニバーサル・シェルビング・システムを使用したい」という具体的なご希望のもと、雑誌と当社HPで採用事例を見たことをきっかけに、リノベーションのご相談をいただきました。

マンション購入時に買い揃え、長年愛用してきたセンスの良いアンティーク家具の数々。それらと今回新しく導入するVitsœの壁付け家具が自然と溶け込むよう、落ち着いた色味の床材でトリプルヘリンボーン貼りを採用することに。海外ドラマに出てくるような内装を参考に、イメージが近いモノを当社で探しご提案させていただきました。

間取りでは「日当たりの良い南向きの位置に寝室があり、LDKが閉鎖的だったため、明るく開放的な空間にしたい」というのが一番のご要望でした。もともとの間取りでは北側にあったキッチンを南側へ移動し、開放的なLDKにするために壁付けのキッチンを採用。家電収納とカップボードも同じ壁面に造作することに。かつてキッチンがあった場所には「WIC+ワークスペース」と一体型の主寝室を作りました。

建物の構造上、寝室側にはエアコンを設置できなかったため、リビングと主寝室を隔てる壁に上部開口とし、1台のエアコンでまかなうことに。テレワークの多いご主人のワークスペースを寝室の一角に設けたことで、すっきりとしたリビングを実現できました。

レトロな雰囲気の仕上選び
キッチンの仕上については、イメージ写真を見ながら奥様とご一緒に検討しました。タイルカタログに掲載事例写真に一目惚れされ、テーパーありのタイル色3色をランダムに貼り、扉はシンプルなホワイトに決定しました。
LDKの窓辺に下がる和製ビンテージのミルクガラスペンダントライトは、奥様がご自身で選ばれたもの。「実家にもこういうのがあって、懐かしくて似たものをネットで探したんです。」と話します。

細長い住戸のため対面キッチンは難しく、壁付けのキッチンを採用することになりましたが、「LDKが開放的になって過ごしやすくなりました。キッチンがオープンになるイメージが当初沸いていませんでしたが、ダイニングと一体で使いやすい。リビングの収納は少ないけれど、オープン棚の“見せる収納”に、今まで出していなかった食器や雑貨も飾れて嬉しいです!」と、今のお住まいへの思いをお話しくださいました。

DATA

施工主

渋谷区O邸

物件種別

マンション(持ち家)

築年数

25年

施工面積

49.5㎡

施工期間

2.5ヶ月

家族構成

夫婦

工事箇所

全面(※浴室を除く)

工事費

800万円

物件番号

119

MATERIALS

おすすめの事例