どう選ぼう? ~実例写真で見るドア・コーディネート~ | 東京のリノベーション会社・空間社のマガジン

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どう選ぼう? ~実例写真で見るドア・コーディネート~

リノベーションで関心度の高いキーワードのひとつに、「ドア」があります。
国内外、大小様々なメーカーからいろいろな形状・機能をもつドアが販売されている上、
仕上げひとつでイメージが大きく左右する奥の深いパーツでもあります。
さらに、世界でたったひとつのオリジナル仕様を造作することだって可能です。

今日は空間社の施工事例の中から、注目のドアをピックアップ。
部屋全体とクローズアップ写真で、部屋とドアのコーディネートを見ていきましょう。

※空間社では、ドアのみの施工は行っておりません。

●塗装ドアで部屋にアクセントを

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LDKのフローリングには上品な木目のヨーロピアンオーク無垢材を使用。
大容量の真っ白な壁面本棚も相まって、穏やかなイメージの生活空間です。

洗面と廊下へ繋がるドアは、部屋のイメージに合わせつつ、
アクセントになる淡いグリーンとブルーの塗装仕上げに。
このリノベーションでは大きな間取り変更を行っていませんが、
見違えるような印象が部屋に与えられました。

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●”ダサ可愛い”洗面室ドア

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米軍ハウスのような、時代に流されず飽きのこないデザインがお施主様のご要望でした。
床はキッチンも含む一面をパーケットフローリングにして表情を付けつつ、
内装はシンプルに白で統一。アンティークな家具やインテリアが映える仕様です。

洗面、トイレのドアには、あえて昔の賃貸住宅や勝手口に使われるタイプを選択。
メーカー担当者もこのドアを室内に?!と驚くほど珍しい使用例でしたが、
部屋全体を”ダサ可愛い”というイメージで統一するのに一役買っています。

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●木の家 × 木のドア

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木造一戸建ての内、一階リビングを中心にリノベーション。
天井や梁、柱など構造躯体を現しにしたことで、木造ならではの
落ち着いたウッディーな印象となりました。

廊下につながる2枚のドアは、ダークオーク色のオイルで調色して、
全体のカラーを統一しています。
上げ下げ窓はドアの枠と同じ栂材を用いた造作です。

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●コンクリート現しの室内に、DIYエイジング塗装ドア

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建物の素性の良さを活かして、広範囲をコンクリート躯体現しにしたリビング。
元々インテリアに関心の合ったお施主様には、
「ヴィンテージ感のある建材や小物を使った味のある空間にしたい」
とのご希望をお持ちでした。アクセントカラーを用いたドアはお施主様によるDIY塗装。
実はこのエイジング塗装のような表情は
「塗っている最中にムラができてしまったので、思い切って
ムラをもっと出すようにしたら、いい感じになったんです」
という偶然が生み出した作品です。

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●リビングの顔となる、フルハイト造作ドア

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このお部屋は元々南向きで採光は良かったものの、縦長の構造のため既存の間取りでは
北側の部屋がかなり暗くなってしまっていました。そこで、新たに作るベッドルームとの間仕切りに
大きなチェッカーガラスを使った採光窓を制作。その扉にはキッチンカウンターと素材を合わせて、
オールドパインの足場板を貼ったフルハイトの大面積ドアを造作しました。

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●ドアに隠された秘密のキャットスルー

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ご夫婦でお住まいになるヴィンテージマンションを、
「パリのアパルトマンのイメージ」でリノベーション。
工事の途中段階で猫ちゃんの存在が浮上し、ドアを加工してキャットスルーを設けました。
パッと見ではその存在がわかりませんが、ドアの造形の一部が隠し扉のように
両側に開く仕掛けになっています。

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●人には人の、猫には猫の出入り口

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リノベーションのプランニングにあたって、愛猫家ご夫婦ならではのこだわりポイントが、
猫の生活導線をしっかり考えたキャットスルーを設けることでした。
このドアの先にあるのは洗面室で、洗面台の下に猫用トイレが置かれています。
縄張り本能の強い猫は、日がな一日”領地”をパトロールして、危険がないかを確認しています。
特にニオイで「敵にバレやすい」トイレは、入り口の狭いちょっと奥まった場所にあると猫も安心。
このアーチ形は玄関土間の開口部と意匠を合わせていて、住まい全体のデザインを統一させています。

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●まとめ

無限にあるドアの仕様を決めるには、住まい全体のデザインやカラー、
あるいは目的からマッチするものを選んでいく方法が考えられます。
しかし、いちばん大切なのは「好きかどうか」ではないでしょうか。

リノベーションの大きなメリットは、住まいをじぶん仕様に
自由にカスタマイズ出来ること。ご相談いただく際は、
ぜひ「こんな感じが好きなんです」というご意見をたくさんお聞かせください。

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