寒い冬こそシーリングファン | 東京のリノベーション会社・空間社のマガジン

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寒い冬こそシーリングファン

風が冷たくなって、ここ最近で一気に冬になった気がしますね。
寒い日は休日もひきこもってしまいがち。冬こそ家が快適なことが重要だなーと思います。

さて、タイトルにあるように、寒い冬こそシーリングファンというお話。
シーリングファンといえば、リゾートの象徴のような夏のイメージがありますが
実は冬こそ、ファンとしての効果を発揮するんです。

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(写真はイメージです)

シーリングファンには、照明がついているものとファンだけのものがあります。
デザイン性重視で選ばれることが多いのですが
もともとは空気を循環させ、冷暖房の効果を高めるものです。

でも冷たい空気は自然と下がるので、ファンの効果はあまりありません。
風があたることで涼しく感じられることが多いようです。
暖気は上昇して上にたまるので、攪拌されることによって部屋の中の温度差がなくなり
足元は寒いけれど、頭がぼーっとするというような不快感をなくしてくれるんです。

天井で使うサーキュレーターのようなものですね。
そして、夏と冬では回転の向きを変えられるものが一般的です。

最近の高断熱、高気密の住宅や床暖房のあるお部屋では、効果をそこまで実感できないかもしれませんが
古いマンションや戸建てなど、部屋の温度にムラのある場所では有効的なので、
中古物件のリノベーション、リフォームにぴったりのアイテムですね。
シーリングファンといえば、HUNTERというアメリカのメーカーの製品が人気です。
お値段はたいてい10万円以上。本体が20キロ程度なら、運転中の遠心力を考えると60キロの重みに耐えられないといけません。

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天井の補強は必須で海外製品とあり、取り付けの費用も通常のものよりかかる場合があります。
吹き抜けのリビングなど天井高があり、ファンの機能性も優先したい場合にはおすすめです。
(天井が高すぎると効果を発揮できない場合もあります)
アメリカンな雰囲気が見た目にもスタイリッシュです。
実物を見ると想像以上に大きい印象ですよ。しかしながら、カッコいい!

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天井を抜いて梁をむきだしにした部屋や
古民家のような和風の内装にもおすすめです。

 
憧れはあるけどうちは普通の天井高だし、シーリングファンは圧迫感が出て野暮ったいかも。
という方もいるかもしれません。
確かに、形だけで選んでしまうとおかしなバランスになってしまう場合もあります。

個人的な印象ですが、シーリングファンだけでなく、照明がセットになっているものは
その分ボリュームが出てしまい、野暮ったいイメージがあります。

日本製のものなら軽くて短いものもありますし、照明のついていないものはすっきりとしています。
照明計画を立てるときに、明るさを確保するものと分けて考えれば、問題ありません。
そしてたいてい電気代は1日8時間使用で1ヶ月120円程度だそうで実はリーズナブル!!

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また、寝室や床座など目線が低い位置で過ごす空間なら、圧迫感をあまり感じないと思います。
縁側やルーフバルコニーに取り付ければ、夏はリゾート感が出ていいですね。

【おすすめの日本製シーリングファン】

天井照明と同じ、ひっかけシーリングがあれば
工事の必要がなく取り付けが可能なタイプ

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(左)ダイコー
商品の幅:800mm / 高さ:300mm / 重さ:3.7kg / 傾斜不可

(右)オーデリック
商品の幅:1220mm / 高さ:1071mm / 重さ:6.1kg / 傾斜0-35度

 

設置は工事が必要なタイプ

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(ライトなし/ライトつき)ダルトン
商品の幅:1320mm / 高さ:981mm / 重さ:13.3kg / 傾斜0-39度

 

意外と手が届くシーリングファン
この機会にご検討されてみてはいかがでしょう。

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