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自分たちらしい暮らしをつくる、育てる。I様邸の場合
先日、リノベーションで新たな住まいを実現して1ヶ月が経った、
I様のお宅を撮影させていただきました!
I様ご一家は、アメリカ人のご主人と日本人の奥様、
1歳3ヶ月になるお子さんの3人家族。
リノベーションを前提に中古マンションを購入し、様々な施工例を参考にしながら
新しい暮らしのイメージをご夫婦でどんどん膨らませていったそうです。
「施工事例が自分たちのリノベーションのイメージにぴったり」と、
空間社にご相談いただいたのは、去年の秋のことでした。
I様のご要望は大きく2点。
どこにでもあるようなマンションの内装を一新することと、
既存の和室を、普段は家族のプレイルームとして、アメリカのご家族やご友人を招いた際には
ゲストルームとして使えるようにすることでした。
それに応えて、弊社のヨシダが描いたパース図がこちら。
和室とリビングを仕切っていた既存の襖を引き戸に置き換え、
クローゼットを新設。普段は引き戸を開放してゆったりとした大空間の
リビング・ダイニングとして。来客の際に引き戸で仕切れば、
リビングの半分を、ゲストが気兼ねなく過ごせるゲストルームとして
使うことができます。
撮影をさせていただいた実際のI様邸が、こちらです。
I様ご夫婦が新しい住まいに与えたテーマは、
ご主人の実家を思い起こすような、アメリカン・カントリー調。
「光次第でいろんな表情を見せる型ガラスを使いたい」
「ゲストルーム側には和の要素も取り入れたい」
などなど、自分たちらしさを形にするための具体的な要素を
頂いていたので、それらを生活空間に自然体、かつ効果的に溶けこむように
プランニングをさせていただきました。
壁際には、奥様が10年来ご愛用している電子ピアノと、ご主人のギター。
その壁面に、新たに廊下と繋がる小窓を設け、ご夫婦お気に入りの型ガラスをしつらえました。
ベランダ側は、お子様が寝っ転がっておもいきり遊べる畳スペースです。
ゲストルームを兼ねるこのリビングは、今では家族で遊び場としても活躍しています。
また、空間社のホームページを見て、「引き戸に使いたい」とご要望頂いた古材足場板は、
常時見えて、空間のアクセントにもなることから、テレビ背面の壁一面に使用しました。
手仕事のあたたかみある表情を見せる珪藻土仕上げの壁は、
なんとI様によるDIY。その記念にと、家族三人の
手形が残されていました。
初めて訪問し、お話を聞かせていただいたナカヤマは、
「とってもI様らしい、温かいお住まいだな」と感じました。
悩みながら、手を動かしながらつくり上げる、身の丈の暮らし。
お子様の成長とともに、I様邸はこれからも愛情たっぷりに育まれていくことでしょう。
ナカヤマ
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