『flowind』 ― 景色、風と会話の流れ
構造を最大限に活かす
細い道の行止まり、徐々に緑の空間が広がり行き着いた先にT邸はある。 3人家族の施主が希望したのは、間仕切り壁によって分離されていたキッチンとリビングダイニングをひとつの大きなLDK空間にすることと、小学生の息子さんの部屋をつくること。
1階のLDKでは、縦長に広がる空間や取れない構造の柱といった既存の要素を最大限に生かし、オープンキッチンと収納家具の位置をレイアウト。打合せが進むにつれて、キッチン用品や食品のストック、日用雑貨の使い易い収納位置の希望が施主から明確に出てきたので、それぞれが収まる場所と方法を計画し、シンプルでありながら収納力のある空間づくりをすることが出来た。
床材には年月が経つにつれて風合いを増すオーク材の無垢フローリングを、窓際に長く伸びるカウンターには表情の比較的優しいタモ材の無垢板を使用。 東側の窓からは隣地の新緑が広がり南側の窓からは庭の緑が臨め、新たなLDK空間にすることによって新しい動線と景色、風と会話の流れが生まれた。 又、2階の息子さんの部屋の隣には、吹抜けの鉄骨材が遊び心をうかがわせるファミリールームをプランし、早速お友達が集まって楽しんでいるという。
DATA
| 施工主 | 横浜市T邸 | 
|---|---|
| 物件種別 | 所有戸建 | 
| 築年数 | 15年 | 
| 施工面積 | 90.00㎡ | 
|---|---|
| 施工期間 | 1.5ヶ月 | 
| 家族構成 | 夫婦+子供一人 | 
| 工事箇所 | LDK・和室・ファミリースペース・ロフト | 
|---|---|
| 物件番号 | 22 | 
 
                                             
                                             
                                             
                                             
                                             
                                             
                                             
                                            