テーマはダサ可愛い米軍ハウスのキッチン | 東京のリノベーション会社・空間社のマガジン

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テーマはダサ可愛い米軍ハウスのキッチン

先日、工事を終えたばかりのこちらの物件
こだわりのキッチンが完成しました!!
テーマはダサ可愛い米軍ハウス

え?ダサい??がテーマですか?
と担当者も最初は耳を疑ったのですが、
どうしてもダサさを取り入れたいという奥様の要望を絶妙にコーディネートするのが
我々の役目、お客様と一緒にカタログを眺めながらひとつひとつ選んで作りました。

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レンジフードもかっこいいのはダメ!
ダサいのがいいということで選んだもの、ダサさを追求するあまり変な方向へ
いきかけたこともありました(笑)

そして
このレトロ感や絶妙なダサさは、どこからきているのかというと
コーナー部分、半かぶせの扉やひきだしにご注目ください。

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今、一般的に売られているキッチンは扉と扉の間に隙間がないのが主流です。
アウトセットとも呼ばれ、キャビネット本体が見えないようになっています。
こちらの方がすっきりした印象です。

 

SONY DSC

 

その他に、業務用キッチンなどで見かけるインセットの引出し
こちらはキャビネット本体がしっかり見えています。

 

鈴木邸 (5)

 

「半かぶせ」というのはその中間で、システムキッチンが普及し始めた頃に作られ
海外では今でもよく見かける作りなんです。

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(ピンタレストより画像をお借りしています)
海外ではコストを抑えるための仕様ですが、この扉のポッテリ感が
タイルのワークトップとも相性がいいですね。

タイルにもこだわっており、汚れを防止するよう
役物とよばれるコナー用のタイルを使用しています。
(タイルの割付けが大変!実は担当者泣かせの造作でもあります)

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写真ではなかなか伝わらないのですが、このちょっとした違いで
キッチンにボリューム感が出て、味のあるキッチンになっています。

実際に立ってみてみると、なかなかの存在感です。

 

 

こだわりが少し伝わりましたでしょうか??

 

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