【スタッフBlog】趣味のこと | 東京のリノベーション会社・空間社のマガジン

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【スタッフBlog】趣味のこと

しげまつ

はじめまして。スタッフのしげまつと申します。
今日は私の趣味のことをお話ししたいと思います。
リノベーションとはまっっったく関係ないお話なので、あしからず・・。

テニス・国内旅行・ダイビングと、意外とアクティブな趣味を持っている私ですが、
時間やお金がかかり、気軽に出来ない趣味が多いのが悩みのたね・・・
そんな中唯一いつでもどこでもできる趣味が、「読書」。
昔から本を読むことが好きで、小学校の6年間で図書室の本を全部読んでしまい、
先生から図書カードを貰って買いに行っていた記憶があります。

特に小説が好きで、中でもミステリーが大好物。
そこで今回は、国内外のミステリーを読み漁る休日を過ごしてはや十数年・・・
という生活を送っている私が厳選した、オススメ推理小説1位~5位を発表します!
(完全なる自己満足ブログでごめんなさい・・・)

第5位 【名探偵の掟】/東野圭吾

「フーダニット」(誰がやったか)、
「ハウダニット」(どうやってやったか)、
「ホワイダニット」(なぜやったか)、
というミステリー小説の基盤となるテーマを、分かりやすく解説してくれています。
ミステリー小説を読んだことがない!という初心者の方にオススメしたい作品ですが、
「ありがち笑」と、笑ってしまうトリックや犯人がやりがちな行動を面白おかしく書いているので、
マニアの方も楽しめると思います。
作者は「白夜光」「容疑者Xの献身」など、数々の名作を書いている東野圭吾さん。

第4位 【告白】/湊かなえ

「イヤミス」という言葉を流行らせたのは、間違いなくこの作品からだと思います。
イヤミスとは読んだ後にイヤ~な気持ちになるミステリー小説のこと。
そんなの何が面白いんだという感じですが、この後味の悪さが癖になる・・
特にこの作品は、「うそだろ・・・」という気持ちで読み終えます。
それが楽しい!癖になる!(決してしげまつはヤバイ人ではありません)
読み終わった後の「・・・」という感情とうまく向き合える自信のある方は、
真梨幸子さんの【殺人者フジコの衝動】もぜひ。
こちらも読み終わったあと、2時間くらいは引きずります・・・。

第3位 【模倣犯】/宮部みゆき

文庫本で1~5巻まである超大作。
長っ!と思いきや、あっという間に読み終えます。(実際私は1日で読み終えてしまいました)
それくらい引き込まれる!そして読みやすい!
三部構成からなる本作は、
事件の始まりと被害者や関係者側からの目線で書かれている第一部、
犯人の生い立ちや事件を起こした経緯などが書かれている第二部、
再度被害者や事件の関係者が中心となり事件解決へと向かう第三部・・・
と思いきや、まさかまさかの展開が!!
2002年には中居正広主演で映画化もされた本作品。
犯人の動機やトリックなどもさることながら、1番の特徴は登場人物たちのリアリティ感。
主人公となる人物はいるんだけれども、どの人物にも感情移入してしまうくらい、
彼らの心情がイキイキと描かれているのが印象的な作品です。

第2位 【屋上ミサイル】/山下貴光

こんな青春送りたかった~!!と、登場人物たちが羨ましくなる作品。
高校生たちが屋上の平和を守る「屋上部」という部をつくり、
屋上の平和を脅かすものと対峙していくという青春モノ。
そこに日本の危機や殺人事件などのシリアスな内容が絡んでいきます。
ミステリーなので人が死んだり殺されたりするシーンはありますが、
何なんでしょう、読み終わったあとの爽快感・・・
本格ミステリー(第5位であげたようなテーマがある作品)とは違いますが、
ラノベっぽい軽さもない。
重~い、暗~いミステリーを読んだ後に読みたくなる1冊です。
続編的な立ち居地となる、【屋上ミサイル 謎のメッセージ】もおススメです!

第1位 【十角館の殺人】/綾辻行人

これぞ王道!推理小説の王様!
「孤島」「密室殺人」「ミステリー研究会」「連続殺人」など、
王道ミステリーが好きな方にはたまらない作品です。
外部との連絡が取れず、身内の中に犯人がいるというクローズドサークルもの。
この1冊が推理小説の読み手デビューなら、王道推理小説以外は邪道とすら感じてしまうだろうなと思わせるほどの、「ザ・ミステリー」です。
アガサクリスティの名作、「そして誰もいなくなった」をオマージュとして扱っているので、
先にそちらを読んでおくと、より「なるほど!」と思いやすいかもしれません。

まんまとミステリーにはまったら・・・
【このミステリーがすごい!】

こちらは小説ではなく、ミステリー本のガイドブック。
毎年宝島社から発表される国内外のミステリーを、投票形式でランキング付けしているもの。
ランキング発表だけでなく有名作家さん同士の対談や座談会の様子、人気作家の新作なども読むことができるので、マニアにはたまらない一冊となっています。

もっともっとご紹介したい作品たちはありますが、これ以上続けると出版社の回しものと思われそうなので今回はこの辺で・・・。
みなさんのおススメ推理小説がありましたら、ぜひ教えてください!
しげまつでした。

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