【スタッフBlog】ガゲナウのショールームで食洗機について聞いてきました | 東京のリノベーション会社・空間社の事例

03-5707-2330

MAGAZINE

【スタッフBlog】ガゲナウのショールームで食洗機について聞いてきました

あそう

こんにちは、あそうです。
皆さんが今お使いのキッチンに、食器洗い乾燥機(以下、食洗機)はありますか?

私は…ないです!

キッチンのプランニングをさせて頂く際に、今や半分以上(いや、ほとんど…)のお客さまがビルトインの食洗機をご所望されます。我々が必要以上に勧めなくても「食洗機どうされます?」と聞くと「(プランに)入れてください!」と返ってくることがほとんど。

そこで、当然基本的な知識は持っているものの、やはり自分が日頃使っていないわけですから、どうも説得力が無いなぁと数年抱いていたモヤモヤを解消すべく、空間社のお客さまにも採用されることが多いドイツのメーカー‘ガゲナウ’のショールームへ行き、食洗機について重点的に聞いてくることにしました。

ガゲナウ東京ショールーム
港区東麻布1-8-4 ザ・ベルグレイヴィア麻布1・2階
(都営大江戸線「赤羽橋駅」より徒歩5分)
Tel. 03-5545-3877
ショールームは完全予約制。この日は食洗機の見学をメインに予約したのですが、その他のオーブンや加熱機器についても説明して頂きました。対応可能なスタッフの方のスケジュールにもよるので、見学を希望される場合は前もって予約することをおすすめします。

まず食洗機の基本的な知識として、国内メーカーは、パナソニック、リンナイ、ハーマンなどの45㎝引出しタイプが主流なのに対して、

(↑パナソニック45㎝幅ディープタイプの食洗機)

海外メーカーは、ガゲナウ、ミーレ、AEG、ASKO、それから2016年から輸入販売を再開したBOSCHなどの60㎝フロントオープンタイプが主流です。日本の住宅事情に合わせてASKO以外は45㎝のラインナップも出していて、ガゲナウのショールームにも45㎝と60㎝の2タイプ展示がありますが、まとめて洗浄できる大容量と、節水・節電のメリットを発揮するにはやはり60㎝がおすすめのようです。




(↑ガゲナウ60㎝の食洗機)

ガゲナウの特徴のひとつでもありますが、使い方がとてもシンプル!
操作は、食洗機の扉を開けた小口の部分に集約(写真下)。

オートの洗浄モードは温度別に3つで、メインで使用するのは真ん中の45-65度で十分とのこと。そしてここで注意して欲しいのは、食洗機に入れる時の食器の状態!詰まりの原因となる食べ残しはもちろん避けてから入れて欲しいのですが、必要以上の予洗いは避けるべし。というのも、お皿の汚れに感知して食洗機は温度を確定させる為、『このお皿思ったより綺麗だなァ』と食洗機が判断すると、先述の45-65度の中の低めの温度にまでしか水温を上げてくれないらしいのです。ここでは食洗機との信頼関係が必要なのですね。ちなみに10回に1回くらいの割合で高温の65-75度のモードを使用すると、食洗機自体の洗浄も出来るので良いとのこと。『日曜日は高温の日』など決めておくのも良いかもしれません。

ガゲナウの方曰く、食洗機を使うといえど日本では汚れたお皿をそのまま食洗機に突っ込むのに抵抗の多い方が多いようですが、海外では食事を終えたらそのまま次々に食洗機へ~という流れが自然なようで、食洗機をキッチンでは無く、ダイニングテーブルの付近に設置している事例もあるようです。ダイニングキッチンのプランニングにも幅が広がりそうなお話。

その他にも、食洗機のスタート時間を設定できるタイマー機能や、1段目の食器を重点的に洗いたい時に便利な下段強化のモードがあったり、水・洗剤を少量で済ませたり時間短縮を設定出来るエコな機能もついています。


洗剤とリンスの投入口は、扉の裏のこちら(写真上)。
洗剤はフィニッシュを使ってくださいとのこと。他の洗剤を使用して庫内があわあわになってしまうという事態も少なくないそうで…やはり機器によって合うものを使った方がいいのですね。


三段ある引出の中で一番深いのが、最下段のこちらの引出し(写真左)。
他社の食洗機では、バスケットの下に車輪がついていてコロコロと転がして引出すタイプもありますが(写真右)、ガゲナウは全ての引出しがレールタイプ。引く際に少し重い印象も受けますが、車輪タイプの時に感じる不安定さが軽減され、安心出来る感じです。


真ん中の段の引出しは、高さを変えたり、バスケット自体を外したりも出来るフレキシブルな仕様。
最下段に鍋などヴォリュームのあるものを2~3個収めたい時に便利かも~と思いました。
また、バスケット内の仕切りも、下段より細かいスパンでつくられていて、それらを立てたり寝かせたりすることによって、浅いお皿から、深いお皿まで並べられるようなつくりになっていいます。両サイドにはワイングラスを並べることも出来ます。


そして最上段は浅いカトラリートイレです(写真左)。メーカーによってはこちらの引出しが無く、カトラリー用のバスケットが付属されているタイプもあります。(写真右)
確かに60㎝なら、朝・昼・晩の一日分を一回で洗えてしまう容量ですね…!


食洗機庫内の底には、水を効率よく噴射するプロペラの他、排水フィルターや、生活水が軟水の日本ではほぼ必要としませんが、ヨーロッパなどで硬水を軟化させる為に投入する塩の投入口もあります。
理想を言えば排水フィルター(写真上)は毎日洗って欲しいとのことですが、面倒な方は…排水フィルターのみ追加で購入出来るそうなので、もう1セット購入して、使用済みのものは食洗機で食器と一緒に洗う…というのを繰り返せばいいわけですね。とことこん楽を追求することも可能なわけです。


そして2017年の春から新たに搭載された機能「ゼオライトテクノロジー」。
「ゼオライト」とは別名「沸石」と呼ばれる火山灰が固まった鉱物で、水分に反応して発熱する性能をもっています。これが(写真上)食洗機の底の部分に入っています。特に補充やお手入れの必要はありません。

もともと温風乾燥が主流の日本に対して、海外製の食洗機は余熱で乾燥させる方式なのですが、
その中でもガゲナウの食洗機は、食洗機の壁面内に冷たい水を流すことで、高温になった食洗機内との間で結露を起こし、温かい蒸気を水滴にすることで水分を排出させるシステムになっています。そしてさらに加わった「ゼオライト」により、庫内の温度を上昇させて乾燥機能がUP!

「本当に温度を上昇させるだけの乾燥で、洗浄終えた食器に水滴残らないものなんですか?」とガゲナウの方にお聞きしたところ、「お皿の重ね方などで、ごはん茶碗などの糸尻に水が残っていることはありますが、それ以外はほぼ大丈夫です。出来れば食洗機が止まってから2~3時間閉めたまま放っておいてください。そうすればもうそのまま食器棚に収納出来るくらい乾いています。」とのこと。

また、湯から洗浄をスタートする国産の食洗機の場合、タンパク質を含む卵の汚れが落ちない!ということがあるようなのですが、低温(水)から高温(湯)に徐々に水温を上げていくガゲナウの食洗機では、そのような心配もないとのこと。

45-65度のオートモード場合、洗浄時間は2時間45分。
夕飯を終えて寝る前にスイッチをONして、翌朝起床してキッチンに立つ頃には、もう食器は乾燥までされているわけです。寝ている間に家事がひとつ終了しているという喜び…。また、ガゲナウの食洗機はその‘静かさ’も特徴で、ショールームでも実際に稼働してもらいましたが、注意して聞かないと気付かないくらい静かでした。
– – – – –

は~、気付けば3時間近くも見学させて頂き…(皆さまもここまで長文お付き合い頂きありがとうございます…)頭の中に浮かぶのは「マイホーム計画の時はガゲナウの食洗機で決まりだな~」です。笑 実際自分がプランさせて頂いたお客さまに一番採用して頂いている海外製の食洗機もガゲナウですし、これからは更に自信を持ってお勧め出来そうです。



そして最後に気になったのは、ショールーム内の素敵な家具・什器。付き合いのある建築家の方がこちらのショールームの為にデザインしたものなのだそうで、本国との細かいやりとりも乗り越えて今の空間が生まれたそうです。シェーカー家具を思わせるようなIHの展示用テーブルも素敵ですし、シンプルなソファも空間にマッチしていました。

おすすめの事例