【スタッフBlog】うつわ好き | 東京のリノベーション会社・空間社のマガジン

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【スタッフBlog】うつわ好き


こんにちは、あそうです。
先日、高校の同級生が陶芸の個展を開くという噂を聞きつけ、会いに行ってきました。高校時代は将来何をするかなんて全く話していなかったので、こんな素敵な器を作る作家さんになっているなんてー!!と驚きと尊敬でした。持ち帰ってきて嬉しくて写真撮影。

同じ釉薬を使っても焼く温度で全然違う表情になるんだよと教えてくれた小さなボウルと、ブルーの中に淡い褐色が混ざり合っている大皿を購入させてもらいました。つくり手から直接購入出来るのは贅沢ですし、10年以上ぶりの再会もとても嬉しかったです。

さて、今回は同級生との再会が一番の目的でしたが、わたし元々器好きなのです。というか社会人になって実家を出て日々自炊をするようになって○○年…自然と集まってしまった感じです。簡単な料理でも器ひとつで気分が上がりますよね。なので観賞用ではなく、ちゃんと使える器です。きっとその方が器も喜ぶはず…。おうちだって空っぽの時より、お客さまが住んだ後の方がぐーんと魅力的になりますよね。

ということで、今日は勝手に我が家のお気に入り器コレクションと、購入したお店を紹介したいと思います。

こちらは、すみません初っ端から作家名失念しましたが、器や古道具を扱う西荻窪の「魯山(ROZAN)」で購入しました。なかなか行く機会が無いのですが、お店の雰囲気もとてもいいです。煮物やサラダを乗せるのに丁度いいサイズ。ピンクやブルーが混ざり合う独特の風合いが、地味な煮物を華やかにしてくれます~。


こちらは五十嵐元次さんという作家さんの器で、はじめに右の楕円の小皿を、若松河田の駅前にある「備後屋」で購入して、その数年後…国立にある「黄色い鳥器店」で五十嵐さんの展示があると知り、左の醤油皿を買い足しました。温かみがあるのに子供っぽくなくて気に入っています。楕円の方はケーキ皿にも丁度いいです。


このふたつは、鎌倉のお気に入りのお店「もやい工藝」で購入したやむちんの器。鎌倉駅から海とは逆方向へ15分程。銭洗弁天へ行くのと共に散歩がてらいかがでしょうか。この中皿は本当に使い勝手が良くカレーやパスタなどのメイン料理からお惣菜まで、何でもホールドしてくれる丁度いい深さ。小さい器は、よく納豆キムチを作って(作るとは言わないですね)入れています。


少し番外編で、遠方で購入した器です。鳥取の倉吉にある「山陰民具」という古美術屋さんで購入しました。12㎝程の小皿で値段も全然高くないのですが、なんといいますか、お店とお店の方(老夫婦)がとてもよかったです。築200年以上の(途中で今の場所に移築された)建物の中には、所狭しと器や工芸品が並べられていて、途中でお茶とか出してくれて。お正月にお餅を食べるのに丁度いいサイズです。


こちらも遠方。数年前に行ったハワイのリサイクルショップで1ドル(!)で購入したマグカップです。タイかどこかの寺院?と謎多きエキゾチックな柄が一周続いていて、お気に入りです。


こちらはどこで購入したかと言いますと…なんと!空間社の二階に住む‘お父さん’が作った器です。たまに事務所で仕事をしていると新作をお披露目してくれ、欲しい器(大きさや形)をリクエストすると数か月後にプレゼントもしてくれます。笑 空間社にご来社頂いた際にお出ししているコーヒーのカップも‘お父さん’作です。ぜひ注目してみてください。


さて最後になりましたが、こちらは過去2回の陶芸体験で自分で作った器です。手前のグレーがかった器は電動ろくろ(ほぼ先生に作ってもらいました)で、奥のブルーの器は手びねり(これも最後はだいぶ先生の手直しが…)で製作。後者は釉薬の調合もやらせてもらいました。やっぱりこれからも素敵な器は、お店や骨董市で探そう!と思います。


同級生が作った器には、早速この暑い季節にぴったりの冷たいおうどんと、汁を入れました。これから他どんなお料理を盛ろうかな~と妄想は続きます。皆さまも器から涼を感じ、どうぞこの暑い夏を乗り切ってくださいませ。

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