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素材を深掘り! NY地下鉄の歴史に埋もれた幻の駅


リノベーションでの人気の素材のひとつに、
「サブウェイタイル」があります。
キッチンや洗面、お風呂などの水廻りにぴったりで、
清潔でちょっとレトロなイメージを演出することができます。

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今日はこのサブウェイタイルを深掘り!
その歴史を辿ってみましょう。

113年前、アーツ・アンド・クラフツ運動の芸術家によって誕生

サブウェイタイルのルーツは、1904年に開業したニューヨーク初の地下鉄にあります。
内装のデザインを手掛けたのは当時アーツ・アンド・クラフツ運動の一員だった
芸術家ユニット「ヘインズ&ラファージュ」で、このとき始めてホームや改札階などの
至る所にタイル装飾が採用されました。カラフルなモザイクタイルも多く使われていますが、
ベーシックな白のタイルが住宅用にも取り入れられ、今日に至っています。

建築当時のタイルアートは大切に修理、保存されながら現在も使用されており、
実際にニューヨークの各駅で見ることができます。
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しかし、113年の歴史の中で、
最高傑作とされながらも廃止されてしまった駅もあります。

それが、下のイラストの市庁舎駅(City Hall Station)。
建設当時、アメリカで最も歴史の古いニューヨーク市庁舎の
威厳にそぐうデザインが求められ、スペイン出身の建築家、
ラファエル・グアスタビーノにより設計されました。

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グアスタビーノは1881年の渡米以前はバルセロナでアントニ・ガウディに師事していた人物で、
アメリカ国立自然史博物館、最高裁判所、カーネギー・ホールなど数々の歴史的建築に
参画していながら、建物そのものは他の建築家によるものだったため、
その名前が出ることがほとんどないという不遇の巨匠です。

グアスタビーノの最も大きな功績が、市庁舎駅にも採用された
「グアスタビーノ・タイル(1885年特許取得)」と呼ばれるタイルアーチ構造です。
タイルをアーチやドーム天井の曲面に沿って敷き詰めることで耐火性や堅牢性を高め、
同時に柔軟なデザイン性も獲得しているのが特長。使用するタイルは厚さ25mm以下、
150mm×300mmのサイズに規格化されていました。

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NYの地下にひっそりと眠る名建築

市庁舎駅にはロマネスク・リヴァイバル様式が採用され、ホームや改札階は
色ガラスを使用した採光窓や真鍮のシャンデリアで優雅に装飾されました。
特に、アーチを覆う色とりどりのタイルは多くのニューヨーカーに愛されていたといいます。
しかし、優れたデザインも時代の流れには逆らえず、近くにより便利な路線の駅が完成し
1日の利用者数がわずか600人に落ち込んだこと、ホームの延長工事が難しいことなどを理由に、
1945年12月31日をもって閉鎖されました。
写真は、現在の市庁舎駅(上)と、建設当時の市庁舎駅(下)。
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 現在も一部の電車が通過しているため、当時の面影を残すホームを車窓から眺めることはできます。
しかしシャンデリアの灯りは落とされ、稀に開催される見学ツアーのお客さんが訪れるとき以外は、
薄暗い地下でただひっそりと佇んでいます。

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文化財のお宿は内装もスゴかった・・!


広報のナカヤマです。

「旅行では遊びまわるよりも、いい宿でゆっくりしたい」と思うようになったのは、
ちょっとオトナになった証拠なんでしょうか。

先日、伊豆・湯ヶ島温泉にある旅館「落合楼 村上」に宿泊しました。
その内装があまりにもカッコ良すぎたので、こちらでご紹介いたします。
(携帯画質ですみません)

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宿の入口です。落合楼村上の宿としての歴史はとても古く、
143年前の明治七年(1874年)に誕生した「眠雲楼」まで遡ります。
かつて大正時代には川端康成が頻繁に訪れ、
ここで伊豆の踊子執筆の大きなヒントを得たと言われています。
建築物として国指定の文化財に指定されているだけでなく、
客室や階段、宴会場まで個別に文化財となっているそうです。

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こちらは、窓から清流を望むモダンなラウンジ。
広い部屋の屋根を支えるため、重厚感ある梁が掛けられています。

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6畳ほどの読書室です。
調度品ひとつひとつから、ホンモノの風格がにじみ出ています。
僕が特に目を奪われたのは、窓枠。
こんな手間の掛かりそうなフレームはなかなか見られません。
ガラスも部分的に型ガラスを使い分ける凝りようです。

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こちらは廊下の途中に設けられた出窓。組子細工がキレイです。

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廊下の照明はよく見るとシェードの形も様々。
緑色のサビをみると、ステーはブロンズ製でしょうか。

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シーリング照明もステキです。こんな照明をウチにも・・
と思いましたが、リノベでもしない限りわが家のほうがミスマッチです。

きっと何世代にも渡って大切に手入れをしながら、
時代に合わせた改修を重ねてきたのでしょう。
宿泊中は、これだけ歴史ある建物で、これだけ快適に過ごせることに
ひたすら感動を覚えていました。

「改修で見違えるようにキレイになりました!」というような
“保存”や”復元”とは一線を画す、モノに対する愛情を感じた旅でした。

サンプルづくり


リノベーションの仕事において、地味だけど大切な作業のひとつに、サンプル作りがあります。
まだ現実にはない理想の家をよりしっかりイメージしていただくために、
各部材のサンプルをお見せしながら検討することは欠かせないプロセスです。

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この通り、空間社の打ち合わせルームにはフローリングやタイルなど、
バラエティに富んだ部材がずらり。
販売元にご提供いただくほか、仕上げの違いをお見せしたい場合など
メーカーに用意のないサンプルは、スタッフの手作りになります。

こちらは、うら若きデザイナーたちが寒空の下、
タイル目地のサンプルを作成するある日の光景。

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クォリティに妥協を許さない、ミヤモト監督の鋭い目が光っています。

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まずは板にボンドでタイルを貼り付け、乾燥させた後にタイル目地材をおもむろに乗せます。

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ヘラを使って、まんべんなく目地を埋めていきます。

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最後にタイル表面の目地材を拭き取れば完成!

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白と黒、どちらの目地を入れるかでイメージも
変わってくることがお分かりいただけますでしょうか。

間取りや収納など大きな部分を考えることはもちろん、
こうした細かな部分に使う材料や配色を考えることも、
自分らしい住まいを作る上で大切なポイントなのです。

空間社ものづくり部・オリジナルグッズ試作!


先日、シルクスクリーン体験の様子をお伝えしたMaker’s Baseでは、
様々なハイテクものづくりマシーンも使用することができます。
その中のひとつが、こちらのレーザーカッター。
イラストレーターで作成したファイルがあれば、
科学の刃がその図形の通りに切ったり彫ったりしてくれる、スゴい奴なんです。
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ものの試しに、空間社ロゴのデータを使って
いろんなモノにマーキングを施してみました。
まずは、ナラ、メープル、ウォルナットなどを使った木のコースター。
木の素材では、カットする際にまばゆい光と煙を派手に発します。うーん、近未来。

結果、木材の比重の違いによって彫りの深さや表情にけっこうな違いが現れました。
一番綺麗に彫れたのはウォルナット材。
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続いて、ミヤモト先輩から預かった、スマホケース(私物)。
シリコン素材はレーザーを当てるとどんどん溶け出してくるので、
レーザーの出力や動かすスピードの調整が難しかったです。
最大出力で素早く動かすのが正解のようです。
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もっとも難易度が高かったのが、革。
特に厚い革はレーザーではなかなか切りにくく、
出力を上げすぎても縁がコゲコゲになってしまいます。
試行錯誤を経て、小さな革のタグが完成しました。
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このほかにも、試しにカッティングシートを
貼ったスイッチプレートに装飾と文字を入れてみました。
こちらは後日、エッチングで彫りを入れる予定です。
その様子は次回ご報告します!

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冬季休業のお知らせ


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てんやわんやの大忙しが続いている師走の空間社です。

昨日開催された忘年会は、”食”担当者ハムロの熱い希望でモツ鍋となりました。
普段の忙しさもひととき忘れて、恋バナに若さ自慢に大盛り上がり。
とっても嬉しいニュースの発表も・・

来年、皆様に支えられて空間社は十週年を迎えます。
ひっそりと新企画も進めていますので、どうぞご期待下さい!

陽だまりの撮影会(戸建てリノベーション)


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長年住まわれていたご自宅をリノベーションしたI様の、古くて新しいお住い。
お引越し後数ヶ月が経ち、施工事例の撮影にお邪魔させていただきました。

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写真は、ゲストを呼んでのホームパーティーも楽々できそうな広々した2Fリビングです。
寒い冬でも、たくさんの日差しが差し込むお陰で室内はポカポカ陽気。
愛犬のモモちゃんも気持ちよさそうに日向ぼっこしていました。

しかしリノベーション過程には様々な課題もあったのです・・・
詳しくは今後公開予定の施工事例ページにてお伝えいたします。
乞うご期待!

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心を灯す、素敵な電球コレクション ~2016 Winter~(後編)


4.後藤照明 浪漫球(真空製法)
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希望小売価格:¥920 + 税
●口金:E26 ●定格電圧/消費電力:100V/40W ●寸法:W50φ×H90mm ●明るさ:-

メイドインジャパンにこだわり、職人による伝統的な製法で
照明器具を作り続ける後藤照明の電球。
エジソン電球ではありませんが、小さくぼってりした可愛らしいフォルムは
他にはない魅力です。特に、同社の乳白色のガラスシェードと組み合わせたときに
生み出される、柔らかさと硬さを併せ持つ光の美しさといったらありません。

フィラメントは現代的なタングステンで、明るさも一般的な40W電球そのもの。
小径のクリア球だけあって影をくっきりと落とすので、我が家では
竹シェードの照明器具に取り付けて室内に陰影を演出するのに使っています。

5.only one “Shiphon(サイフォン)”
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希望小売価格:¥5,000 + 税
●口金:E26 ●定格電圧/消費電力:100V/5W ●寸法:W65φ×H145mm ●明るさ:400lm

いまでこそ国内外様々なメーカーから発売されている
エジソン電球型LED電球ですが、こちらが正真正銘の元祖。
「ダサいLEDは終わりにしよう」というキャッチフレーズで商品開発、
クラウドファンディングで資金を募ったところ、162万円の目標資金を
あっという間に達成するばかりか、最終的に1560万円が集まったという
伝説を残した製品です。

「サイフォン」というネーミングには、
「コーヒーを淹れる際、こだわってサイフォン式を選択するように、
LED電球を選ぶときにもこだわって選べるデザインの商品を作りたい」
との開発者の想いが込められています。

その特長はなんといってもフィラメントを模したLEDチップの固定法にあります。
プリント基板にはんだ付けされているのが当たり前だったものを、
白熱電球と同じようなステム構造を採用。よく観察すると発光部は
ガラスの根元部分の径よりも大きく、ボトルシップのような難しい
作り方がされていることを伺わせます。

明るさは400ルーメンとほぼ40W型相当で、十分実用的です。
ただし、すべてのLED電球と同様、赤外線をほとんど発しないため
実際に使ってみると白熱電球のような「肌で感じるじんわりした暖かさ」はなく、
温かい色の光なのにどこかクールな感覚があります。
また、演色性がRa80と白熱電球や高演色タイプのLED電球と比べて劣るため、
食卓に使うとカラフルな野菜の彩りなどは感じにくくなります。

とはいえデザイン、実用に足る光量、安心の国内メーカー製という意味で、
とても優れた商品だと思います。

6.東芝写真電球 引伸用
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希望小売価格:廃番
●口金:E26 ●定格電圧/消費電力:100V/150W ●寸法:W-φ×H-mm ●明るさ:-

かつて東芝電池が製造していた、フィルム写真を印画紙に
焼き付ける引伸機のための電球です。短時間で印画紙に画像を
焼き付けるために150Wとかなり明るい仕様で、ムラのないソフトな
光にするために独特の形状と濃いフロストガラスを採用しています。
ペンダント照明に使ってみると、まるで真昼の日光に照らされているような明るさと色温度。
曇った気分をスカッと晴らしてくれるようなパワフルな灯りです。

●まとめ 消えゆく白熱電球
日本の大手電機メーカーは国の省エネ政策に基づいて、
自主規制として、ほぼすべての家庭向け白熱電球の生産を完了させました。
白熱電球が入手しにくくなるのは寂しい限りですが、一方で明るい話題もあります。

それはLED電球を手がけるメーカー各社が、ただ低発熱・高効率というだけでなく、
人が本能的に心地よく感じる「太陽の光」に一歩でも近づこうと、
演色性の向上やブルーライトを低減させた製品の開発を競っていることです。

電球の原点・エジソン電球が持つ、心を灯すような温かみのある光や個性的なデザイン
の魅力が、これからの時代の照明にも受け継がれていくことを願って止みません。

心を灯す、素敵な電球コレクション ~2016 Winter~


いよいよ冬本番ですね。南国系のナカヤマは冬がめっぽう苦手です。
聞く所によれば北欧では、長い冬、いかに屋内で快適に過ごすか、
ということで家具や照明・インテリアの文化が洗練されたのだそうです。

ということで、今日はあったか~い明かりを灯す、エジソン電球を特集。
ナカヤマ個人の電球コレクションから、厳選6モデルを使用レビューとともにご紹介します。

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1.Asahi Lamp エジソンランプ
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※調光器とカメラ設定で明るさを調整しているため、写真の明るさは実際とは異なります

実勢価格:920円前後
●口金:E26 ●定格電圧/消費電力:110V/40W●寸法:W60φ×H130mm●明るさ:100lm

電球の老舗、旭光電機工業の製品。エジソンが1879年に電球を発明し、
以後9年間作り続けた初期のエジソン電球をモデルとしています。
形状だけでなくフィラメントにもこだわっていて、一般的な白熱電球に
使われるタングステンではなく、しっかりカーボンを素材にしています。

ただしその分発光効率は低めで、明るさはろうそく程度。
使い方としても、ちょっと特別なディナーでのテーブルの明かりや、
部屋を暗くして映画を観る際の補助光などが適しています。
消費電力の割に暗い、ということは、赤外線など不可視光を多く
発しているということ。実際にこの電球を灯すと、ほんのりと
赤外線ヒーターのような暖かさが感じられます。

2.Edison Bulb ”Signature” (L) 40W
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実勢価格:800円前後
●口金:E26 ●定格電圧/消費電力:-/40W(60Wもあり)●寸法:W63φ×H142mm●明るさ:-

インテリアショップなどでよく売られている輸入製品。
製造元メーカーがはっきりしないためスペックは判然としませんが、
最大の特徴はフィラメントにあると言えます。素材はカーボンと比べて
耐久性と効率に優れるタングステンで、大きな円筒形ステム(フィラメントを支える部品)に
つづら折りに固定されています。そのため室内を照らした際にクリア球ほど固くなく、
ホワイト電球(シリカ球)ほどソフトでない独特な影を生み出します。

エジソン電球としては最も入手しやすく、40Wのほか60Wもラインナップ。
複数使いなら、なんとか日常の照明として使えそうな明るさです。

3.浅田電球製作所 エジソン炭素電球(綿フィラメント)

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実売価格:¥3,000
●口金:E26 ●定格電圧/消費電力:100V/40W ●寸法:W-φ×H-mm ●明るさ:-

世界で最も、エジソンの作ったオリジナルに忠実なモデル(断言)。
大正12年に創業した浅田電球製作所の二代目、職人歴60年の浅田精造さんによる
完全なるハンドメイド品です。エジソン電球の復元にあたり、
浅田さんは全国各地から竹を収集してひとつひとつ手作業で
0.3mm径に均一に削り、釜で焼いてフィラメント化。

数年かけてたどり着いた最も優れた竹が、エジソンが採用したものと
同様の京都八幡に生えている真竹だったというから驚きです。
エジソン生誕100週年を迎える1997年に復元に成功し、以来、
浅田さんの電球は「エジソンの電球」として、各地の博物館に納入されています。

少数生産の竹モデルは2万円ほどで、写真は竹ではなく、
綿のフィラメントを使用した低価格モデルです。
「この形状を再現できる手吹きガラス職人がいなくなったため、
いつまで生産できるか不明」と仰っていたので、購入については要問い合わせです。
アサヒランプよりもやや暗い程度なので実用にはあまり向きませんが、
唯一無二の価値ある電球です。

浅田電球製作所
住所:東京都品川区南品川6-6-4エジソンハウス1F
電話:03-3471-2257

(つづく)

ローテクときどきSF、なシルクスクリーン体験


ナカヤマ@広報です。

空間社メンバー4人でシルクスクリーン技法を使った、
オリジナルトートバッグ作りに挑戦しました。
お世話になったのは、東横線・都立大駅のすぐそばにある
「Maker’s Base」というシェア工房。
木工金工はもちろん、レーザーカッターや3Dプリンターなどの
ハイテクマシーンも取り揃える、市民的ものづくり拠点となっています。
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4名ともシルクスクリーンの知識はほとんどゼロでしたが、
お若いのに百戦錬磨のオーラを漂わせる講師の先生が、
超わかりやすく、テキパキと指導してくださいました。

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先生「シルクスクリーンとは、こういうものです」
4人「へ~」

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まずはアルミの枠に、ミノダインと呼ばれる糊を使って
スクリーン(=紗、目の細かい網戸みたい)をピーンと貼ります。
この際、針がたくさんついた「紗張り器」で紗を挟んでテンションを
掛けるのですが、その際のバリバリ!という音に一同テンション↑。

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次に暗室に移動し、紗を貼った枠に感光乳剤を均一に塗ります。
見た目はちみつのような乳剤に、「おいしそう・・」とアソウ先輩。

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隣の暗室に移動すると、そこには違う星にワープできそうな
SFチックなマシンが。これは感光機というそうで、
プリントしたい柄の入ったOHPシート(版下)を真空密着させた上で、
強力な紫外線を照射する機械です。

紫外線が当たった部分は硬化してスクリーンに残り、
版下の柄によって光が遮られた部分だけが柔らかいまま残ります。
硬化せずに残った乳剤を水で洗い流せば、版の完成です!

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布などに定着させるための薬品、バインダーと好みの色の顔料インクを調合します。
かなりメレンゲっぽいバインダーに、「おいしそう・・」とアソウ先輩。
流石に「体に良くないのでやめといたほうがいいです」との先生の的確なツッコミが入っていました。

そしていよいよ! アサクラがトップバッターとして捺染します・・

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上手くいったようです。

全員始めてでしたが、失敗することもなくオリジナルトートが完成しました。
今回のような初歩的なプロセスはとっても簡単で、趣味としても
始めやすいという印象でした。でも、複数色を重ねたり、模様を重ねて
刷ることで、とんでもなく高度な表現も可能、という奥深さも感じさせました。

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ご興味のある方はぜひ!体験してみてください。

Maker’s Base
東京都目黒区中根1-1-11
http://makers-base.com/

IFFTでスタッフが見つけた素敵なもの


国内最大級のインテリア見本市、「IFFT/インテリア ライフスタイル リビング」が東京ビッグサイトにて開催されました。
ここでは、広報担当ナカヤマが「これは!」と思った商材をピックアップしてご紹介します。

●岡崎製材 無垢のカッティングボード
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岡崎製材のブースは、一面カッティングボードで攻めていました。
素材はケヤキ、ヒノキ、樺桜の3種類で、お子さんが口にしても
安心な植物系オイル塗装仕上げ。
優しい丸みを帯びたフォルムは、一つ一つ手作業で仕上げているそうです。
こちらは「NATURE DESIGN」ブランドとして、WOOD JOBなどの通販サイトで販売中。

岡崎製材のWEBサイト

●仏具のようじゃない仏具「Sotto」
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最近、モダンな神棚が売られるようになって感心していたのですが、
仏具は始めて見たので驚きました。
仏具の生産地として知られる富山県高岡市で誕生したブランドで、
仏具を現代の住宅に溶け込むようにリデザインすることで、
日常でさりげなく故人を想う大切な場所を提供する、
というコンセプトなのだそう。

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写真の「Potterin(ポタリン)」はパカっと開けると中から火立て、
香炉、おりん、りん棒が出て来るというオールインワン仏具。
普段は一輪挿しとしてコンパクトに飾っておけます。

SottoのWEBサイト

●木と布のランプシェード「HALI」
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家具の街・旭川で、技能五輪で日本一を獲得した若手職人たちが立ち上げた
ガージーカームワークスというブランドの新商品。
北海道産の木を使ったシェードの内側に、カラフルな布が貼られています。
(※写真を取りそびれたので、公式サイトの画像です)

会場では帆布の柔らかい反射光が印象的でした。
演色性の高いLED電球か白熱電球がマッチしそう。
毎年街を挙げて大規模なデザインイベントを開催する
旭川の勢いを感じさせる商品です。

「HALI」の商品情報ページ

●いままでにない積層板「フランジプライウッド」
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家具と革製品をハンドメイドで制作している上田制作室による商品。
代表の上田さんによると、積層板の断面の模様を家具や小物のデザインとして
取り入れているそう。積層板は上田さん自ら制作していて、
模様のオーダーなどにも対応できると仰っていました。
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反りや剥離が起こらないよう試行錯誤を重ねて開発されたそうで、
最近はリノベーションでの造作家具も多く手がけられています。

上田制作室のサイト

●こども思いのスプーン「MUKURI」
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小さな赤ちゃんが握りやすく口に運びやすい形状、大きさ、
素材をとことん吟味した木のスプーン。
置く際にも、口に触れる部分がテーブルなどにつかない設計です。
デザイナーの長尾さん自身も三児の父だそうで、
心から子供のことを思って作られたんだなぁと感じました。
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スプーン以外にも、使わないときは家の形をしたオブジェになる
「なべしきハウス」など、ナイスな商品揃いです。

SUNAOLAB.のサイト

●5分で組み立てられるキッチン「ドコデモ☆クック オープン」
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航空機の座席など、高精度な金属加工を得意とする
戸塚金属工業(新潟・燕市)が開発したモバイルキッチン。
東日本大震災の際、災害時の炊き出しから地域のイベントまで
活躍できる「人や町を元気にする移動式キッチン」を発想したそうです。

収納時はW900×D360×H1050のコンパクトなユニットですが、
ビスを一本も使わずにはめ込んでいくだけで、
たった5分で写真のキッチンに展開できるという優れもの。
得意げな社長さんの説明では、
「高い加工精度がなければ、こんな組み立ては絶対にできない」とのこと。
少しの家具やインテリアとこのキッチンがあれば、
いつでも商売がを始められちゃいますね。

「ドコデモ☆クック オープン」の商品ページ

●卵の殻のバスマット「UFUFU」
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天然素材のモノ作りをモットーとした日本エムテクスの新製品。
キューピーマヨネーズの工場で出る卵の殻をきれいに
洗浄・粉砕して、原料として再利用しています。
巷では珪藻土の速乾バスマットが売れているようですが、卵とは斬新。
触ってみると、確かに卵の殻の表面の質感なんです・・!
同社ではほかにも、卵の殻を原料に使った土壁やタイル、
珪藻土などを販売しています。

日本エムテクスのサイト

●仙台箪笥スピーカー「HBS10」
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ラストは伝統技法が生み出した小型スピーカー、
長谷部漆工の仙台箪笥スピーカーです。

素材やエンクロージャーの特徴が音に現れるのが
オーディオの面白いところですが、会場で聞かせてもらった音は、
職人魂の込められた見た目をそのまま表したようなシャープな印象でした。

長谷部漆工のサイト

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