ローテクときどきSF、なシルクスクリーン体験 | 東京のリノベーション会社・空間社のマガジン

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ローテクときどきSF、なシルクスクリーン体験

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ナカヤマ@広報です。

空間社メンバー4人でシルクスクリーン技法を使った、
オリジナルトートバッグ作りに挑戦しました。
お世話になったのは、東横線・都立大駅のすぐそばにある
「Maker’s Base」というシェア工房。
木工金工はもちろん、レーザーカッターや3Dプリンターなどの
ハイテクマシーンも取り揃える、市民的ものづくり拠点となっています。
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4名ともシルクスクリーンの知識はほとんどゼロでしたが、
お若いのに百戦錬磨のオーラを漂わせる講師の先生が、
超わかりやすく、テキパキと指導してくださいました。

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先生「シルクスクリーンとは、こういうものです」
4人「へ~」

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まずはアルミの枠に、ミノダインと呼ばれる糊を使って
スクリーン(=紗、目の細かい網戸みたい)をピーンと貼ります。
この際、針がたくさんついた「紗張り器」で紗を挟んでテンションを
掛けるのですが、その際のバリバリ!という音に一同テンション↑。

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次に暗室に移動し、紗を貼った枠に感光乳剤を均一に塗ります。
見た目はちみつのような乳剤に、「おいしそう・・」とアソウ先輩。

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隣の暗室に移動すると、そこには違う星にワープできそうな
SFチックなマシンが。これは感光機というそうで、
プリントしたい柄の入ったOHPシート(版下)を真空密着させた上で、
強力な紫外線を照射する機械です。

紫外線が当たった部分は硬化してスクリーンに残り、
版下の柄によって光が遮られた部分だけが柔らかいまま残ります。
硬化せずに残った乳剤を水で洗い流せば、版の完成です!

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布などに定着させるための薬品、バインダーと好みの色の顔料インクを調合します。
かなりメレンゲっぽいバインダーに、「おいしそう・・」とアソウ先輩。
流石に「体に良くないのでやめといたほうがいいです」との先生の的確なツッコミが入っていました。

そしていよいよ! アサクラがトップバッターとして捺染します・・

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上手くいったようです。

全員始めてでしたが、失敗することもなくオリジナルトートが完成しました。
今回のような初歩的なプロセスはとっても簡単で、趣味としても
始めやすいという印象でした。でも、複数色を重ねたり、模様を重ねて
刷ることで、とんでもなく高度な表現も可能、という奥深さも感じさせました。

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ご興味のある方はぜひ!体験してみてください。

Maker’s Base
東京都目黒区中根1-1-11
http://makers-base.com/

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