【イベントリポート】MUJI Renovation Clubで語られた、リノベーションを成功させるコツ | 東京のリノベーション会社・空間社のマガジン

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 【イベントリポート】MUJI Renovation Clubで語られた、リノベーションを成功させるコツ

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■リノベーションとは?

6月16日(日)、無印良品有楽町店にて「MUJI Renovation Club」主催の
トークイベントが開催され、空間社代表の朝倉が登壇しました。
講師は、リノベーション業界の第一線で活躍する(株)ブルースタジオの石井健さん。

まずは、石井さんによる「リノベーションって、何?」という疑問に答える
レクチャーからスタート。基礎知識から、リノベーションにまつわる
不安あるあるまでをわかりやすく解説されました。

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「中古住宅は、建てられた当時のニーズに合わせて間取りや設備が
作られています。中古マンションを購入しても、そのままでは現代の
ライフスタイルや、住み手の望む暮らし方にはマッチしません。
各々のストーリーに合わせて、住まいを“編集”することがリノベーションなんです」
と石井さんは言います。

参考例では、それぞれが全く違ったコンセプトを元にデザインされていて、
どれもがユニーク。自由に空間を作り変えるリノベーションにお決まりはない、
ということを再認識させられました。

また、想定外のトラブルを避けるためにも、
資金計画や物件探しの初期段階からリノベーション専門の会社に
相談をしたほうがいい、というアドバイスも。
石井さんいわく、自分で中古マンションを購入後にリノベーション相談に来た
お客様が、望んでいる施工が不可能な構造であることが判明して、
泣く泣く物件を買い直した例も過去にあったそうです。

■“思い通り”のリノベーションとは

イベントのトリを飾ったのは、空間社朝倉。
同行内覧で理想のリノベーション内容を具体化させていった
SUBWAY(事例紹介は>>こちら)のケースを、お施主様のSさん一家を招いて
トークセッション形式でご紹介しました。

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「同行内覧の際に、水回りや一部の躯体壁など、どうしても
動かせない部分があることがわかりました。でもプランニング前に
Sさんと一緒に、しっかりと現場を確認したことで、建物の個性も
活かしながら、ご希望の間取りを実現できました」(朝倉)

Sさんのリノベーションでは、壁の漆喰仕上げや床の塗装など、
各所でDIYを実践されたことも大きな特徴です。
苦労話も飛び出しましたが、それを語るSさんの表情はどこか楽しそう。

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たとえば、Sさん自ら塗装を施したこちらのドア。
アンティークテイストが好きなSさんらしく、エイジング仕上げになっている…
かと思いきや、「塗っている最中にムラができてしまったので
思い切ってムラをもっと出すようにしたら、いい感じになったんです(笑)」とのこと。
一期一会の偶然性や作り手の感性が表現された、作品と呼んでもいい仕上がりです。

「リノベーション前後で、生活はどう変わりましたか?」との石井さんの問いには、
「自分たち目線で住まいづくりをしたので、日常の家事のしやすさなど、
細かな点まで満足のいく家になりました」とSさん。

40名の予約席は満員で、飛び入り参加も含めた大勢のお客様が、
Sさんの体験談に聞き入っていました。

「MUJI Renovation Club」では、今後も様々なイベントを企画しています。
また、空間社では7/2(土)にフルリノベーションを施した物件のオープンルームを開催します!
是非併せてチェックしてみてください。

関連リンク

●大倉山マンションリノベーション オープンルーム情報
 ……ラーチ合板を使用した一面のリビング壁面収納や、鮮やかな変貌を遂げたⅡ型キッチン、収容力の増した玄関収納など、見どころもりだくさん。

●無印良品の家具を使ったリノベーション例「STRIKE」
 ……モルタル塗りのリビングカウンター下に、
 「オーク材キャビネットガラス扉」「オーク材チェスト4段ワイド」を使用
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●MUJI Renovation Club
 ……今後開催のイベント情報、過去のリポートなど

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