自分たちらしい暮らしをつくる、育てる。I様邸の場合 | 東京のリノベーション会社・空間社のマガジン

03-5707-2330

MAGAZINE

自分たちらしい暮らしをつくる、育てる。I様邸の場合

先日、リノベーションで新たな住まいを実現して1ヶ月が経った、
I様のお宅を撮影させていただきました!

I様ご一家は、アメリカ人のご主人と日本人の奥様、
1歳3ヶ月になるお子さんの3人家族。
リノベーションを前提に中古マンションを購入し、様々な施工例を参考にしながら
新しい暮らしのイメージをご夫婦でどんどん膨らませていったそうです。

「施工事例が自分たちのリノベーションのイメージにぴったり」と、
空間社にご相談いただいたのは、去年の秋のことでした。

I様のご要望は大きく2点。
どこにでもあるようなマンションの内装を一新することと、
既存の和室を、普段は家族のプレイルームとして、アメリカのご家族やご友人を招いた際には
ゲストルームとして使えるようにすることでした。

それに応えて、弊社のヨシダが描いたパース図がこちら。

itoh_02

和室とリビングを仕切っていた既存の襖を引き戸に置き換え、
クローゼットを新設。普段は引き戸を開放してゆったりとした大空間の
リビング・ダイニングとして。来客の際に引き戸で仕切れば、
リビングの半分を、ゲストが気兼ねなく過ごせるゲストルームとして
使うことができます。

撮影をさせていただいた実際のI様邸が、こちらです。

itoh_03

I様ご夫婦が新しい住まいに与えたテーマは、
ご主人の実家を思い起こすような、アメリカン・カントリー調。

「光次第でいろんな表情を見せる型ガラスを使いたい」
「ゲストルーム側には和の要素も取り入れたい」

などなど、自分たちらしさを形にするための具体的な要素を
頂いていたので、それらを生活空間に自然体、かつ効果的に溶けこむように
プランニングをさせていただきました。

itoh_04

壁際には、奥様が10年来ご愛用している電子ピアノと、ご主人のギター。
その壁面に、新たに廊下と繋がる小窓を設け、ご夫婦お気に入りの型ガラスをしつらえました。 
ベランダ側は、お子様が寝っ転がっておもいきり遊べる畳スペースです。

ゲストルームを兼ねるこのリビングは、今では家族で遊び場としても活躍しています。

itoh_08

また、空間社のホームページを見て、「引き戸に使いたい」とご要望頂いた古材足場板は、
常時見えて、空間のアクセントにもなることから、テレビ背面の壁一面に使用しました。

itoh_07

手仕事のあたたかみある表情を見せる珪藻土仕上げの壁は、
なんとI様によるDIY。その記念にと、家族三人の
手形が残されていました。

初めて訪問し、お話を聞かせていただいたナカヤマは、
「とってもI様らしい、温かいお住まいだな」と感じました。

悩みながら、手を動かしながらつくり上げる、身の丈の暮らし。

お子様の成長とともに、I様邸はこれからも愛情たっぷりに育まれていくことでしょう。

 

ナカヤマ

おすすめの事例